老獪なばばあに、わたしはなりたい。
- カテゴリ:人生
- 2015/04/05 20:43:27
「マイフェアレディ」のイライザは、
最後に、ヒギンズ教授を追い抜いて、
成長した女性になります。
あれはたしか、
ギリシャ神話の「ピグマリオン」を題材にした映画だとか、聞いたことがあります。
始めてみたときは、最後のシーンの意味が分からなくて、
「ア-カ・パテ!」(a cup ob tea)
英語の発音ばかり面白がっていました。
まだまだ真意が分かっていなかったのですね。
しかし、女は成長するのです。
(いい意味でも悪い意味でも)
今日、10年ぶりにくらいに、
前の夫をテレビで見ました。
(言い忘れていましたか?前夫はミュージシャンです)
「あっはっは~!」
これはイライザの高笑い!
ヒギンズ教授!わたしは何を恐れていたのだろう!
あなたが、わたしのすべてだと勘違いしていたの。
あなたに捨てられて、わたしは何の価値もないどぶ板暮らし?
あなたがいなくて、わたしは、どうすればいいの?
今日、テレビの特番で前夫を見て、
最初、鈴ちゃんが見つけたのですが
「お。ダンナが出てるよ」
(何を言うか、ダンナはお前じゃ)
その番組を最後まで二人で見ていたのですが、
「ああ!わたしは呪縛からとかれている!」心の中で実感しました。
わたしは、わたしのヒギンズ教授を,立派に抜いていたのです。
すっかり(いい意味でも悪い意味でも)成長できていたのです。
良かったね!
やったね♪
前夫さま。
あなたも幸福でいらっしゃることでしょう。
あなたは、あなたの人生を、あなたの行き方で歩いてください。
人生のわずか30年ばかりを、
あなたと共に歩きましたが、
残りの年数を後悔なく歩いていけるわたしも、とても幸せです。
あなたの望むような女性ではありませんでしたが、
わたしは、わたしの人生を見つけました。
あなたほど有名になることもないでしょう。
あなたほど華々しい世界に存在することもないでしょう。
でも、間違いなく、わたしはわたしの居場所を見つけることが出来ました。
これ以上、何を望むことがあるでしょう。
あなたもお幸せに。
わたしも、とても幸せです。
ありがとうございました。
わたしの解釈では
あの不可思議な映画の最終シーンのあとは、
イライザとヒギンズ教授は、対等な人間関係を構築して、
双方ともに自立した人間としての「その今」があったということです。
そうか。
こころにわだかまりがないということは、
こんなにも、気持ちのいいことだったんだ!
皆さん、前夫さま、
申し訳ありません、幸せです。
はなちゃん! いい人生を歩んでおられますね (o^∇^o)
ほんとうに幸せです。
自分のやるべき仕事が分かっていて、
その仕事で、お客様や研究者たちに喜んでもらえて、
毎日、二コタに来れる!
こんな幸せがあるでしょうか。
二コタで、また友人関係が広がって行って、
思わぬところで、その方をまた深く知る機会が訪れる、
そうしたら、友だちという宝が、またどーんと増えるんですよ。
友達に、教えてもらえることが多くて、
教えてもらったことで、窮地から脱出出来て、
落ち込んでいるときに、元気を貰えて、
人間は、一人で生きているのではないと感謝出来る。
これが、幸せなことだと、
老獪なばばあ、第一歩は、達成したという実感がまた嬉しい。
ミュージシャンの奥さんたちも、フツーの人間です。
みんな、フツーの生活をしていましたよ。
テレビや週刊誌は、面白く言っているだけで、
日本には、そんなセレブはそうそういませんって。
ただ、わたしは前夫と離婚したときに、
ほとんどの友人と、仕事を失いましたから、
「ああ、仕事も友人も、夫がミュージシャンだったからあったのか」って驚きました。
事務所もマネージャーも結局は、稼ぎ頭に付きます。
当たり前のことなんですが、
そうでない人間関係を作っていた!と自負していた自分が、愚かだと知りました。
有名人だった夫が、若い女に心変わりをして、糟糠の妻を堂より下した・・・と、
それだけのことなんですが、
見ず知らずの人が、Hawaiiまで来て「なんで許さないの?!」と言ったり・・・。
親友だと思ってた人にまで、
「フツーのおばさんになっちゃったね」って。
周囲は、わたしが赤のミラに乗って、スーパーでレジを打つと思っていたんです。
(いや、それはそれで出来る人は素晴らしいですが)
なぜでしょうね。
夫に捨てられた女は、貧乏になって糊口を凌がなければならないという、
その姿をさらすことを、周囲は待っていたようです。
離婚してから、わたしはアメリカにわたり4年間留学をしました。
これが、わたしを大きく変えたと思います。
錆びついた脳を、英語のシャワーで洗い、
一般教養、法律、経済、医学を学びました。
(朝8時から夜9時半まで学校!)
もちろん、アメリカ一人暮らしです。
強くなれたと思います。
最後に前夫に会ったとき、
「4年もアメリカにいれば、かってにしゃべれるようになるね」と言われた時、
ああ、この人は、誰の努力も認められない人なんだなと理解しました。
会社法が変わったことを知り、
日本に帰って来て、会社を設立し、事業を展開しました。
もうわたしは、あの華々しい世界にはいないのです。
でも、やっと本当の友人を見つけ、
楽しい業務提携先と仕事ができるようになりました。
ミュージシャンの夫を持つわたしが、好きなんじゃなくて、
「すずき はなこ」というわたし個人の友人たちです。
もう、それが、嬉しくって!
わたしの宝物は、素晴らしい仲間たちです。
わたし、あの映画見たことないんですが・・・。
カッコイイキャラクターを表しているんだなってことは、
なんとなくわかっていました。
ニヒリストの豚なんでしょうか。
え~、そんなに有名な方だったなんて!
でも、華やかな世界に似合わぬ苦労もあったのかな、
なんて妄想したりしました。
今のはなこさんのブログ見ていると
のびのびしていて幸せなんだなって思えます。
きっとこれからも良い人生なんだろうと推測します。
私は普通のおばちゃんになりたいです。
子供を産んで、夫がいて・・・。
そんな平凡な幸せがほしいなという希望をもっています。
私はマンマユート団のボス(「紅の豚」)もしくはポルコのようになりたいです。(^^)
もう、体型的にはポルコに。。。(爆)
ほんものの老獪は、それとわからないように
自分の思い通りにことの運べる人間ではないかと(笑)
見かけはお人よしでぼーっとしててニコニコと・・・
しかしてその実態は老獪っっ。
そういう人に私はなりたい(^・^)
わたしも「老獪」という言葉は、
最高の賛辞だと勝手にとらえています。
老獪→ 長い間世俗の経験を積んで、世故にたけて悪賢いこと。
世故にたける→世の中の事情を良く知り、世渡りや世間付き合いがうまい。
「老獪なばばあ」で何が悪い?
これが、
「長生きしても、経験から学ばず、事情も理解できないし、近隣住民との付き合い方も知らない」では、
はっきり言って、ぼけ老人でしょ。
本当に老獪なばばあというのは、
その外見からも「老人」に見えるわけないじゃん、老獪なんだからさ。
流行りの「美魔女」狙ってるよね。
やっぱり、「老獪なばばあ」は、女性の最高峰ですね。
「めざせ!ゆばーば」。これをいう「えっ・・・」と
ドン引きされることが多いんだけど、気にしません(笑)
10年後にはいまより「ゆばーば」に近づいていたいわー♪
あはは。
三船美佳さんとは、ほど遠いですが、
そういえばその気持ちは、痛感しました。
「マイフェアレディ」の最後のシーン、
あれは、どういう意味なんでしょうか。
映画全編を通して、主題から考えると、
必ずしも、イライザはヒギンズと結婚するのではないと思うんですが、
わたしの取り違えでしょうか。
謎です。
ご心配いただきまして、感謝いたします。
大丈夫です。
けっこう知っている人は、知っていますし、
(特に和歌山県警とか)
拡散しても、事実は事実ですから。
でも、親身になってくださり、ありがとうございます。
さしずめ、今のはなこさんは三船美佳のような心境でしょうか?
マイフェアレディ・・・知っていますがしっかりと見たことがありませんでした
もう一度見てみたくなりました
少しうらやましい気がします。(^^ゞ
この日記は公開範囲を限定していますか?
友達限定ぐらいかけておいたほうが良いような気もします。(^^;