淡いピンクの花びらに ・・・
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/04/01 22:26:39
淡いピンクの花びらが 緩やかで温かい風に舞い降りている
幾つもの出会い 別れ あるんだろう ・・・
見知らぬ他人だったのに まるで運命のように出会い知り
目を合わせ 話し 笑い 泣き 同じ時を過ごす
僕がこの世に生まれる何十年前から この地に育ち
幾たび 過酷な季節を越え 人の出会い 別れ みてきたんだろう
花の命は 短くて 苦しきことのみ多かりき
けれど ・・・ 苦しみは多かれど 風も吹くなり 曇りも光るなり
人生は 出会い 別れの繰り返し
楽しい時間は素敵な時は あっという間に過ぎ行くも
虚しく切ない悲しい時は ほんの少しの時でも長く感ずるもので
この時期に 美しく幻想的に満開に咲き 散りゆく花 観て
虚しさ 切なさ 重ね想うのは 何故? なんだろう ・・・
本当に大切なものは 目には見えないんだよ
そっと 心で感じるものなんだ
僕は 思うんだ
大切なもの それは 美しい 素晴らしい 素敵だと感じられた君の心が
素敵なんだって こと
その大切さ 目に見せて教えてくれてる 尊さ ・・・
優しく 淡いピンクの色で そっと 教えて くれてるんだね
Dream star ☆
私も花を人間に例えて考えることがあります。
出逢いが苦しさをもたらして、やがて別れを運んできたとしても、
別れがあるからこそ、また出逢いがあるのだと、私は信じています。
そんな出会いと別れを短時間に私たちに魅せるから、桜の時期はなんだか切ないですね。