県病薬学術大会
- カテゴリ:勉強
 - 2015/03/16 06:45:58
 
 精神領域・癌治療・感染制御の3領域の中から精神領域を選択。
 新しい作用機序の睡眠導入剤がテーマ。
 が・・・、2コマのウチ1コマを丸々メーカーに話をさせるってどうよ?
 脳内覚醒物質であるオキシレンの受容体をブロックすると言う新しい作用機序。
 バルビツールしかなかった時代に登場したベンゾジアゼピン系は、バルビツールに比べて遙かに安全と言う事で普及し、改良型のZ系が出てきたものの、離脱症状の問題が。
 アメリカでは、ハルシオンを処方する医者は藪医者と認識されているそうで。
 そこに、睡眠賦活系のメラトニンが登場し、更に今回覚醒系のオキシレンに拮抗する薬剤が登場。
 しばらく様子を見ておかねばなりませんが、不眠治療の手段が増えるのは良いことです。
 ランチョンセミナーは、喘息の吸入薬。
 薬剤選択の基準は、薬理薬効よりも、患者さんが効果を実感できて理解しやすく続けやすい物を選ぶのが1番とのこと。
 ラストの教育講演は・・・、ちょっと期待外れだったかも。
 アセトアミノフェンについてでしたが、まあ、劇症肝炎を引き起こすのは、蓄積していってではなく、割と早め、服用開始から12週までか長くて24週まで。
 以前は、服用総量2Kgと書きいていたので、それだけが収穫かな。
		

























