退院しました
- カテゴリ:日記
- 2015/03/15 03:30:48
医者と経過について話したところ
「あと一週間ぐらい入院しますか」
などと気軽に言ってくれる。
こっちは個室の料金でヒヤヒヤしているのに医者はのん気なものだ。
磁気ロック装置で患者を日常的にベッドに拘束するのが、この病院のやり方なので私が泊り込むからと、それを止めてもらった。
私が夜間、泊り込みで監視しないと病院は祖母を拘束するのだが、年寄りだから仕方が無いのだろう。
当初の予定では一週間という話だったし祖母は早く家に帰りたいと夜中に騒いでいる。
それで昼食を食べたら帰れるように手配してもらった。
今は経過観察なので安静にさえしていれば家でも病院でも同じこと。
むしろ入院が長引いているというのがストレスになる。
ところで入院費用の支払いは、いつするのだろうかと思っていたらやっと請求書が届いた。
個室を数日間使ったからだろう。
凄い金額になっている。
食事が一回1500円で5日分は食べたから22500円ぐらいかかったし、個室、CTスキャン数回、治療、点滴で入院費用は大きくなった。
唯一節約できたのは祖母がテレビを一切観なかった事ぐらい。
自動清算機に1万円札を11枚放り込む。
税金で控除の対象になるのは年間10万円以上だから、今回の入院費用だけでソレは達成できた。
それはともかく上手く退院できる事になったので嬉々として部屋の荷物を車に運んだ。
そこでウカと毛布を持って帰るのを忘れていた。
祖母と一緒に歩いて毛布を持って帰ろうとすると
「ちゃんと、たため」と祖母が言い出した。
この人は老化で記憶が適当なくせに、タタム・シマウ・整理するという事柄にやたらとウルサイ性格をしている。
毛布は今日から私が使うのだから帰ってすぐ、布団に広げる予定。
何でいちいち、たたむ必要があるのか。
しかし祖母は毛布をたたむまで一歩も動かないつもりらしい。
このまま毛布をタタム、たたまないで話していれば千日戦争になり二人とも過労で共倒れになるのは必至。
私は祖母を放置して毛布を車に運び込んだ。
それで病室に帰ってきたら祖母はトイレタイム。
さっきもトイレに行っただろうに、祖母は入院してから異常にトイレの回数が増えた。
「さあ、帰るよ」と言っても祖母は「お茶が飲みたい。コーヒーがええなぁ」「しんどい、休む」などとベッドから動かない。
このオババは自分が早く退院したいと言っておきながら、退院する瞬間になって意味無く関係ない行動をとる。
やっと歩行を始めたと思ったら出口と反対方向に歩き出す。
それを修正すると今度は看護婦の詰め所に乳母車を押して突入した。
このオババの行動を論理で計る事はできない。
看護婦に「お世話になりました」と礼を言って、詰め所を出ようとするが点滴の患者や看護婦で出入り口はごった返している。
そこを乳母車で通ってやっと帰れるようになった。
まったく、この年寄りは退院する瞬間を数時間に引き伸ばす事にどんな意味があると言うのか。
家に帰ったら、今度は入院で使った服やら物やらを収納し直す。
退院したのだから、良いものを食べさせねばならないから買い物に行く。
次に病院から返してもらった薬を調べたけど、朝食後・昼食後・夕食後に分けていた薬が見事に薬の種類ごとに分類されていた。
これでは何が何やら分からない。
再度、食事ごとに薬を分ければいいのだけど、それはかなり難しい。
仕方ないので眠り薬だけ取り出そうと思ったけど薬には「眠り薬」と書いてあるわけではない。
ネットで薬の名前を検索してやっと眠り薬を見つけた。
まったく病院は好き勝手に薬をいじってくれたものだ。
次の診察まで薬の方は脳神経外科が決めたモノだけ使うことにする。
玄関には人感センサー付きのライトでもどうでしょうか?
しばらく目が離せないかもだけど、頑張って看護や介護してあげてくださいね
おつされさん♪
久しぶりの長メールだったねww
「瞬間を数時間に引き伸ばす事」という めっちゃ腹立つ感情をするりと表現した部分がが みやぁくんからのアカデミー賞ですww
退院できて良かったね。
ひとまず一安心だね♡