Nicotto Town


✪マークは作り話でし


✪ 氷柱花

雨なので、私はかなり退屈してた。
カッパを着た伝書コンドルが世迷言をいいながら入ってきた、
「伝言ダッピョ」それは私の弟子のカントトからの手紙だった。
内容はと言えば、
赤い鳥郵便公社の角を曲がって道なりに進むと、
火星が出てる方向にアイスクリーム工場の時計塔が見えてきたら、
そこで立ち止まって左前方を見上げる。
なんだか暗号のような道案内に、
戸惑いながらも暇なので行くことにした。
たかが道順を教えるだけではないだろうと、
内心こころワクワクドキドキさせて傘を開いた。
私は以前カントトが忘れていった傘を手に、
好物の月待ちの葉巻を三本空色のリュックに入れて部屋を出た。
まだ雨はやんでない、傘の上でレインドロップがはじけてる。
手紙のとおり見上げると、そこには子供が笑って浮いていた。
そしてあるものを指差した、氷柱糖だった。
そうかここにあったのか、
以前から探して中々見つからないのであきらめかけていたものだ。
氷柱花と呼ばれる植物が凍って石化したものだ、
糖分が多いほど結晶は透明で、
硝子質ものから乳白色のものまで種類はまちまちである。
成分としてはほかに乳脂肪も含んでおり、
アイスクリームや練乳の原材料にもなる優れものだ。
氷柱花は貴重で咲いてる花を見られることはまずないと言われている、
その花を手に入れられたのだ、
私はカントトに感謝して、
露草の駕籠の中にその花をそっと入れた。

アバター
2015/02/23 03:31
うーん味わってみたいアハ(´▽`*) 
アバター
2015/02/18 02:17
この「氷柱糖」読後
氷柱糖 って・・・
と めいっぱい想像しながら ノートPCを閉じ 寝支度を整え 一旦目をつむり
それでも、なんかおぼろげなイメージが頭から離れなかったので
寝床から 今度はスマホinの今です☺

それは なんとなく気づいたことがあったのでね、再びです^ - ^

「氷柱糖」を 地球のうーんと最初からあるような”鉱物”として 読み納めていたのですけれども
なんかそうじゃなくて 過去も未来も いつ生じるかもわからないような 気圧天体気象現象体
なのかしら? ・・・のほうが 自分の中で広がってきてきたのでしw

地球年齢感覚の果てしない期間をもって鉱物、とする存在を示すような ものかもしれないけれども
近年の 異常低気圧や 高気圧がもくもくと湧き出すような現象で 生じるものかもしれなく。

それは ブラボーさんのお話が、個体の三次元のようであって かすむような四次元のようであって
もっと不可思議な五次元みたいなもののようでもあるのではないかな、と
なんだか 地殻奥深い鉱物と、気象現象もまやかすような代物なんだよ、というような不可思議さな
共通の感覚を感じたので、こうしてコメントしているのでした。
おやすみなさ〜い^ - ^
アバター
2015/02/15 09:37
銀竜草を思い出しました。半透明のような不思議な植物。
幽霊茸とか、水晶蘭 とも呼ばれるのが納得できちゃうの。
初めて森の中で出会えた時は、しばらく見入ってしまった・・
残念ながら、甘いかどうかは不明。ちょっと舐めてみればよかったw
アバター
2015/02/14 09:41
カントトさんに感謝ネ^^

いつかそれ見せてね(◆*’v`*)

アバター
2015/02/14 08:51

方向音痴でも辿り着けるかな?

カントト お花に癒やされてるね^^




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