ブログネタは映画化してほしい作品かぁ。

その昔、特にアニメだったとおもうけど原作のある作品を映像化する場合は忠実に原作をトレースしてほしいと思ったものです。
原作を読んで頭の中で映像化したものがそのままＴＶ画面で出てくるのがセオリーじゃないのか！と思っていました。

逆に、先に映像化したものを見た後に原作を読んで、細かい設定や話が違うと憤りを感じました。

しかし、最近では原作と映像化した作品とが違っていても、それはそれで良いのではないか？と思うようになりました。
原作は原作の、映像化した作品は作品なりの良さがあって、違っていても良いじゃない。同じ設定の違う作品として楽しめばイイじゃないとね。

きっかけは、キューティー・ハニーです。

ご存じ？キューティー・ハニー。
漫画、アニメ、実写と作品が沢山出ています。
おいちゃん世代は『ハニー・フラッシュ！』が衝撃的すぎて印象深いでしょう。
セーラームーンの後番組として、女の子向けの作品をご覧になった方も多いかもしれません。

もちろん、漫画もあります。
読んだことないんですが、コレが原作だとおもっていました。
しかし、何かの折にウィキペディア先生でキューティーハニーの項目について読んだところによると、

1973年に永井豪とダイナミックプロによってメディアミックス企画としてリリースされた漫画とアニメの作品名

なんだそうです。
今ではそう珍しくも無いメディアミックスって当時から普通にあったんですね。しりませんでした。

何が言いたいのかというと、キューティーハニーは漫画が原作だと思ったら、そうじゃなかったということです。
同じ設定をベースに違う作品が同時にはじまったんですね。
いやね。メディアミックスていうのは知っていましたが、心で納得したのがその時だったんです。
漫画や小説が原作でコレが一番えらいのじゃーって思わなくてもいいんだよね・・・と。

作品にもよるのでしょうが、原作より映像化した作品の方が何倍も好きだというモノもあるのでしょう。

そんな事を踏まえた上で映像化してほしいのは
『ビブリア古書堂の事件手帳』
ですかね。
え？ドラマ化してしてるじゃんって？
知ってますよ。先に見たのはドラマでしたからね。
オイラ的には結構面白かったんですが、方々から『原作のイメージとちがう！』と言われたようです。

その後、原作を読みました。
原作は原作で面白いですね。
先にドラマを見たせいと言われればそれまでですが、原作は原作の、ドラマはドラマの良さが出ていると思います。

ですから、
ドラマの良さを解った上であえていいましょう
原作どおりの『ビブリア・・・』の映像化がみたい・・・と。

けっして原作のヒロインである栞子さんが
『メガネ美人の巨乳』
であるからという訳じゃありませんよ。

ええ決して。