そうすればきっと静かに終われる
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/01/19 19:16:26
最近とても苦しい日が増えた
そう感じたけど思い出してみればもっと
苦しい時期があった
私はきっと甘くなっている
私はきっと前より幸せな人になってる
悲しいの基準が
苦しいの基準が
ほんの少し下がった気がする
部屋の隅でただ茫然と動けずにいた
ただ体に爪を立ててじっとしていた
あの頃の私が薄れていく
きっと今の私を見たら
昔の私は笑う
甘ったれるなその程度の苦しみで
私のことがわかると思うな
違う世界の人間だ
近寄るな
そうきっと言ったはず
私はずいぶん楽になった
その理由はとても悲しいことなのだけれど
それでも結果は良くなってる
こうなりたかったのかって聞かれたら
よくわからないと答える
あのままでいたかった
でもあのままでいてはいけなかった
きっといつかよかったって
思える日が来る
なりつつある
私に恋愛は向いていない
一人を大切にするのがあまりにも苦手すぎる
大切にしたいのに傷つける
苦しめてしまう
器用に愛せない私が憎い
ただ幸せになるそのことが
できない私が悲しい
あなたといつまでもいたかった
でもきっと二人とも壊れてしまったはず
いつか人への好きは消えて
愛だけ残る
都合のいいきれいな形で
その時まで苦しもう
その時まで悲しもう
今は、そうですね。
ため込んでいる時期かもしれません。
春になればきっと
今は耐え忍時期です。むむ。
否定した自分を受け入れる事が出来ますか
上に伸びる事は素晴らしい
でも下に根を張ってこそ伸びていく
明日への力を
今、溜めこんでいる時期かな・・・