嘘ならべ
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/12/23 23:07:45
探さなければよかったことが多すぎて
次第に全てに興味が持てなくなった
君がいなくても実は大丈夫なことも知ってるし
君との未来に僕の夢がないことも知ってる
君なんか嫌いだと笑ってみると見えた
君が嫌いなんじゃなく
君がどうでもよかった
そんな気分じゃなくても相手をする僕と
その気じゃなければ無視する君
君は素直だね言い所だよ
僕との距離は離れていくけど
僕が安心するために君を傷つけた数は
興味を失うたびに減った
居心地よくなっただろう
失っていくものに君は気づかなかっただろう
君のいない夜を過ごす度
君が必要ない事に気づく
君なんか要らない君が居る夜に
物足りなさを感じて怖くなった
すぐに崩れる関係
すぐになくなる関係に
君は何を求めているの
君が居なくなっても
僕は平気だなんて
くだらない意地終わり
居なくならないで