存在しない文字
- カテゴリ:30代以上
- 2014/12/08 18:57:05
今日,職場で私宛てに封書が届きました。
表の手書きの宛て名を見るだけで,
我が社を退職した元上司又は先輩であることが分かります。
私は,就職してから数年間,下の名前の2文字目の漢字に,
この世に存在しない文字…というと大袈裟ですが,(笑)
間違った字を使っていました。
その文字は,本来は点が付くのですが,
私の戸籍上の文字は点が付いていなかったんです。
例えば,「ふみ丼」 が 「ふみ井」 とか,
「ふみ主」 が 「ふみ王」 みたいなことですが,
実際には,点が無いと成立しない漢字です。
画竜点睛を欠くといえば まだいいですけど,
「てんでなってない」 という感じです。
その文字は父の名前にも使われているというのに,
私の名前でだけ点が付いていなかったんですよ!
不思議でしょう?
子供の頃,父にその理由を聞くと,
「お前が生まれた時,俺は出生届に正しく書いたんだ。
でも,役場の事務を委託されていた雑貨屋の親父が,
戸籍に書き写す時に点を書き忘れたんだ。
だから,お前の名前では点が無いんだ」 とのことでした。
あまりにも田舎過ぎて,役所が近くに無く,
その地域では数少ないお店だった雑貨屋の店主が,
住民の届け出を受ける仕事を委託されていたんですって。
ほへほへ~。
そんな理由で,二十歳ちょっと過ぎまで,
ずーっと点無し漢字を使っていたので,
私への手紙や年賀状などでその字を見ると,
その頃までに付き合いが始まった相手だということが分かるんですよ~。
では,なぜ,二十歳ちょっと過ぎからは点を付けることにしたのか。
両親が他界して,お金がやっと溜まってから,墓石を建てました。
墓石の背面に建立した人の名前を彫るのですが,
兄と私の名前を彫ることになり,その時に,お坊さんが,
私の名前の2文字目は点を付けた方がいいとおっしゃったんです。
「お父様は,あなたのお名前に正しい字を使いたかった。
それが,お役所の手違いで点が無かったとしても,
あなたがお父様から付けていただいたお名前は,
点が付いている正しい文字なのですから,
お父様の付けようとした文字を使うべきです」
はは~っ!!!
目から鱗が落ちたようでした。
「公文書である戸籍上の文字は絶対的なものだと思っていたけど,
そうか,親父が付けようとした字の方が正しいんだ!」 と気付き,
以来,正しい漢字を使っています。
それまでは,手書きの場合はいいとしても,
名刺の注文の時とか説明が面倒だったし,
ワープロやパソコンじゃ出るわけないし,困ってたんだよね~。
昔の知り合いから点が無い文字で名前を書かれるたび,
お坊さんのことを思い出して,改めて感謝してしまいます。 ^^
(あああっ! オチも下ネタも無い!)
御自身のブログで報告されてたんですね!
今読みました~。 ^^
で,テストの結果はどうだったんですか?!
そこ,ちゃんと報告してください~! ><
ゼイとジェイがごっちゃになる父に、
「多勢に無勢」「消費税増税」って言えるかどうか、テストしましたから!
名前の由来の発表,私も小学生の授業でありましたよ~。
父に聞いたら即答してくれたのですが,
今考えると,「それが由来って本当なのか?」 と疑わしいです。
でも,父も母ももうこの世にいないので確認できません~。
夏凛さんの場合は,漢字に意味があるんじゃなく 音に意味があって,
漢字は音に当てているだけなんですね~。
いっそ平仮名の名前でも可愛かったでしょうね。 ^^
私は毎回間違えられるのでなかなかにストレスでした。
もう慣れたけどw
小学生の頃、授業で名前の由来を聞いて発表というのがあり、オカンに「私の名前の由来ってなに?」って聞いたことがありました。
返事は「ない」でした・・・。
なので「私の名前の由来はありません」って発表しましたよ^^;
本当は違う漢字になるハズだったけど、字面が・・ってのでオカンがダメ出しして今の漢字になったようなので、本当に意味ってないんでしょうねwww
お坊さんのお蔭で正しい漢字を使うようになり,
自分の名前を人に説明する時にストレスを感じなくなりました。
普通の字でいいって,楽です~。 ^^
夏凛さんは,珍しい本名なんですね。
どんな願いが込められているのかな~。
お父さんもずっと悔しかったかもですね。
本来の漢字を使うようになって、少しは人生変わったのかな?
ちなみに私の名前は漢字自体は至って普通だけど、一度もまともに読んでもらったことないです^^;
そしていまのところ同じ名前の人に会ったことないです。
あ、キラキラネームじゃないですからね?w
ずっと縛られて窮屈だったのに,フワッと解き放たれたような気分でした~。 ^^
え~!
字が知らない間に変わっちゃうってアリなんですか~?
本人の意思で何かの機会に変えることは認められそうですが,
本人の知らない間に役所が変えちゃうんですか~?!
「旧字だと運が良い画数だったのに!」 って怒る人もいるでしょうね。
名前を一方的に変えちゃうって,昔の役所はすげえなあ!
ビックリです~。
悪魔ちゃんとか爆弾ちゃんが駄目なのは分かりますけどね~。
ちょちょちょちょ!
私はまだお爺ちゃんじゃないですよ~!
私が生まれたのが昔だったのではなく,
私が生まれた場所が超ド田舎だっただけです!
あの地域は,きっと今でも電話はスマホじゃありません。
糸電話です。
そういう事もありますね^^
私も旧姓の苗字が旧漢字で書いていたのが
いつのまにか旧漢字から新しい漢字に変わっていました^^;
昔はかなりいい加減でもよかったのよね^^;
私の母は役所で勝手に名前変えられたんですって@@
親は『成子』って届を出したら役所の人が、皇族と同じ名前なんて恐れ多い!って言って勝手に『シゲ』って変えちゃったんですって
ってか、ふみふみってそんなに昔に生まれてたの?
お爺さんだったのねwww(*≿艸≾)
戸籍が手書きだった時代は,
微妙に間違っている漢字が多かったと思います。
今は,漢字自体は間違わなくなっているでしょうけど,
見たこと無いような珍しい漢字を使って,
さらに,超困難な読ませ方をする名前が多くなって,
今の子の名前を見ると 「う~ん」 と悩んでしまいます。
お坊さん,いいことおっしゃるでしょう?
手続きを間違ったら諦めるしかないなんて思わないで,
一所懸命名前を考えた人の想いを大事にせよって,
言われてみれば当たり前かもしれませんが,
我が家では家族の誰も全然考えたことありませんでした。
私の伯母も結婚して曾孫までいるのですが、
昔の古い戸籍を見ると未婚になっているんですよ。
それにしても、その御坊様、良い事おっしゃいますよね~
おっしゃる通りだと私も思います。
「焼きまわし」 って,
ネガを何回も使い回す感じで,
何となく分かります~。 ^^
お坊さんの言葉は,ちょっと感動しました。
今でも,あの時にああ言ってもらえて良かった,って感謝しています~。
お父様,「ジェイ」 と 「ゼイ」 が同じに聞こえちゃうんですか~!
それじゃあ,逆に,「自動車税」 は 「自動車ジェイ」 ?
敵の人数の方が多い時は,「多勢に無勢」 じゃなく,「多ジェイに無ジェイ」?
なんか可愛いんですけど~。 ^^
いや~。火曜日は飲み過ぎました。後悔しています。(←学習能力が無い?)
私の知合いにも,本名と違う名前を使ってる女性がいます~。
十代の頃にもの凄く好きで好きで堪らないマンガがあって,
その主人公に憧れるあまり,その主人公の名前を名乗るようになったそうです。
憧れの人物の名前を自分も名乗りたい…。
分からないではないですね。
私も,「ふみふみ」 改め,「フレデリック」 って名乗ろうかなあ。
フレデリック・ショパン ♪
会社で部下に 「フレデリックと呼べ」 って言ってみ…。
無理か~。
あ,私の漢字,気になります?
例えば 「ふみ造」 の左上の点が無いような感じなので,気持ち悪いですよ~。
旦那さんに言われて初めて気が付きました~(;'∀')
お坊さんからの言葉は忘れられませんね。(*´▽`*)
未だにJRのことを、「ゼイアール」とか言うし、
ジェイソンのことは「ゼイソン」とか言うし、
昔の人って、正しく読めない、書けない、って普通だったのかも^^
わ○こちゃん ってずっと思ってたら 本名は の△こちゃん
なんで? って聞いたら その方が運勢が良くなるとかで
通称で通してた
だから 年賀状は本名で出すけど 呼び方はいまも通称 (^-^)
ふみさんの漢字気になるな~
下ネタ書き忘れました~!
例示を,「ふみ丼」 が 「ふみ井」 じゃなく,
「ふみ太」 が 「ふみ大」 にして,
「正確には太いのに,大きいと間違われています」 ぐらい書けば良かったな~。
もしも,今でも点無しの字を使っていて,
いろいろなところで 「点が無いんです」 って説明しなければならなかったとしたら,
面倒で面倒でしょうがありません。
お坊さんに出会えて良かったです~。 ^^
「雰囲気」 の 「ふいんき」 はよく聞きますね~。
間違っている人が多いそうです。
「ゲゲゲの鬼太郎」 に出て来る白い布の妖怪を,
私は 「いったんもんめ」 と呼びますが,
カミサんは 「いったんもめん」 と言います。
「みどりーろ」 ~。(笑)
皆さん,結構いろいろな言葉を適当に言ってるのかも~。 ^^
オチも下ネタもないじゃん・・・
え?????
点のない間違った漢字で一生暮らしていたんですね。
にしても役所の仕事を雑貨屋さんに委託って・・・凄い時代ですね。
そうそう、私なんて大人になるまで「雰囲気」を「ふんいき」と思い込んでましたよw
携帯メールを使うようになって変換する時に「あれ?」って気づいたぐらいですから^^;
他にもあるかも~^^
支障なく生きています♪
そうか!
点を付けると付けないとでは,画数が違ってきちゃいますね!
ああっ! でも,姓名判断の本が手元にありません。
いや,見なくていい…,というか,見ない方がいいですね!
きっと,今は,幸せです ♪
(↑ なんか一人でいろいろ言って勝手に解決~。笑)
それにしても,雑貨屋の親父ですよねえ!
そして,私の父も,その場でちゃんと確認して文句言えっての~!
北海道民はしょうがねえなあ。
小さいことを気にしないんだなあ。
お父様が付けてくれた名前、と言うのも凄く納得できるお話だし
字画で変わるって、言いますもんね。
人生の中で、大きな出会いでしたねぇ (*゚‐゚) ← 感動中~
それにしても、一生使う名前を
軽く間違えて欲しくないですよね(>_<)
そういえば,20年前,私の上司がワープロを叩きながら,
「これ,壊れてるよ。何回打っても 『石油』 って出ないよ」 と文句を言っていて,
代わりに入力してあげたら,
「ええっ! 『石油』 って,『せきゆ』 って読むの?
『せきゅう』 って読むんじゃないの? 俺はずっと 『せきゅう』 だと思ってたよ」
ですって~。
人と話す分には支障なかったんでしょうね~。
それにしても,故人の名前を間違って伝え,
さらに,誤りに気付いてもケチって直さないお友だちのお父さん~!
ダメだこりゃ~!(笑)
えっと「斎藤」さんなら「さいとう」ですよね。でも、その人は「さいとお」って感じなの。
戸籍を作る際にあんまり読み書きが達者じゃなかったご先祖様のせいだってその人は言ってました。
最後の「お」を強調してみんなで呼んでたな~・・・・
あと、おじいちゃんの戒名を作ってもらう時にあわてて本名を間違って伝えて
戒名に入る本名が間違っているという友人も!
法事のときに気がついて「あれへんだよ!」と友人は父親に訴えたのですが
「作り変えるには、金がかかるだろ!いいんだ!」って言われたって^^;
こんなことを思い出しちゃいました、すいません^^;