グラムシリーズ パウンドケーキとポンドケーキ
- カテゴリ:レシピ
- 2014/12/06 08:40:14
ああグラム繋がりが止まらない。お菓子作りのお話。
ポンド(パウンド)という単位を初めて認識したのは、
叔母の家からかっぱらってきた初心者向けお菓子作りの本でした。
初心者らしく、まずはクッキーとハッカの飴、マシュマロ、マドレーヌまで進んだ。
パウンドケーキというのを見たら、全部1ポンドずつ混ぜると書いてある。
へー! だからポンドケーキっていうのか。10歳の私、一つカシコクなった。
今はパウンドという表記が一般化しているようですね。
子供の頃は洋菓子自体珍しく、古い発音のポンドを使ってたんです。
一番好きだったのは……文明堂のポンドケーキですねー。
当時のものはかなりコストをかけてたらしく(今のとは似て非なるモノ!)、
でっかなプラムも載っており、リキュールもふんだんに、表面ギラリツヤツヤ。
あれは美味しかったなー。美味は記憶の中で倍加いたします。
こういうのができると思って期待して焼いたわけですよ。
でも大方の予想通り、固くてパサパサのカステラみたいな塊ができた。
悔しくて半分涙目でむさぼり食ったものです。
この後も順調に修業と失敗を重ね、
シナモンの味しかしないタクワンみたいなリンゴだらけのアップルパイとか、
イチゴ割合80%のショートケーキを作るまでに成長するわけです。
バター不足でケーキ屋さん大変なんですかねー。
珍しくケーキの予約でもしてみようかしら。
こんにちは。
ありゃ、業者さんのお店でも購入制限なのですか、それは大変ですねー。
牛乳不人気で絞る端から川に捨てていたなんて話が以前ありましたが、どーなってるんでしょう。
バターケーキやバタークッキーという名称は懐かしいです。ハイカラな洋菓子の代名詞、バタ臭いという語の語原かも。
この手のお菓子を頂くときは、痺れるくらい濃く入れたストレートティーというのがなぜかイメージされます。何かの小説で読み、試したらハマったのです。
製菓材料店でも「お一人様ひとつ限り」の紙が貼ってあります。
バターと砂糖のすり合わせ具合や卵の加え具合で出来が変わってくるバターケーキ。
ドライフルーツやお酒がふんだんに入った物はお酒にも合うそうですね^^
私は紅茶と共にいただくのが好きですが^^