池上永一さん
- カテゴリ:日記
- 2014/10/30 22:44:41
新作がなかなかでないな~
と思いつつ1年前に出版された「黙示録」を読めずに
いましたが、ようやく読むことが出来ました!
読み始めたら一気呵成ですね!!
2008年のテンペストが有名ですが
この作品を読んで、次の長編が出ない理由がわかりました><
この作品に精魂こめすぎてマブイ落ちしてしまったのですね^^;
「黙示録」はテンペスト同様
昔の琉球王朝が描かれていますが
今回も半端ない情熱を感じました。
琉球芸能の舞踏を描きつつ
登場人物のキャラも立っているし
波乱万丈で、物語にあきません。
いろんなきっかけで極意のようなものをつかんでいくのですが
江戸で川越しに母のまぼろしから手の動きをつかむシーンでは
感極まります。
主人公はリミッターが振り切っていて思い切りがよすぎますw
浮き渋みも激しいのですが
陰と陽の描き方もいいです。
悲しみやつらいことの先にある人智を超えたものは何か?
踊りを通じて繋がれる世界を想い出します
今まではまだ、その時ではないのかもしれませんね^^
きっかけが出来たときに想い出して下さい
猛push!ですw
でも、まだテンペストも読めてないからなあ…