へきら
- カテゴリ:30代以上
- 2014/10/25 21:00:08
マティスの作品に、
窓辺にいる少年がピアノの練習をしている絵がある。
原色の美しさで知られる画家だが、
この絵では窓を斜めにさえぎるおさえた色彩が画面を清楚にしていた。
窓辺の風景を印象的に描く画家としては、
ほかにデュフィやバルテュスなどがいる。
前者の視点は窓の外へ、
後者の視点は窓の内側に向いていることが多い。
しかし、いずれも窓から射し込む光が、
絵の印象を決定づけるという点で共通している。
絵面には途方もないエネルギーがたまるものだが、
その出口として窓の存在は大きい。
もっとも絵によっては、
必要なエネルギーが窓によって失われてしまうこともある。
エネルギーとともに鑑賞者の興味まで、
窓の外へ突き抜けてしまうのだ。
窓にはいつも何かが始まりそうな予感がある。
ピーターパンも、やはり窓からやってくる少年だ。
英国の観光写真集で、
ケンジントン公園にあるピーターパンの銅像を見たことがある。
あの洋服はきっと深い森の草や樹の色をしているのだと思う。
碧羅という生地は、緑色の薄い絹のことだ。
新芽をつけた柳のしだれた様子に似て、柔らかい。
ほかに綺羅と呼ばれる生地もある。
シフォンも同じ。
そんな意味を知っただけで買ってしまうものたちが、
今でも私のコレクションとして机の中をにぎわしている。
興味がある。。。。
質問攻めしちゃいそうだけどw
締め切りは、採光硝子でしかない。
今、必要なエネルギーを
与えたまえ。
窓は・・・
寒くても閉め切る事ができない
何故って?
それは外と繋がる唯一の繋がりだから
でも、外の人は寒くて窓閉めてるんだよね^^;;
叫び声も届かない季節なり。
ブラボーさんって、どんな方??