名言の猫
- カテゴリ:日記
- 2014/10/11 08:58:06
あまり知っている人はいないと思いますが
ますむらひろしという漫画家の描く
「アタゴオル」が大好きです。
その主人公は、ヒデヨシという
名前の猫なんですが、これが
平時はヒドイ猫で(笑)
嘘はつく、泥棒はする、食い逃げはする・・・
どーしてこんなのが主人公なんだ。
ギルバルスなんかカッコイイし
こっちのほうが主人公として
ふさわしいんじゃないか。
ツキミ姫が主人公だっていいじゃないか。
カワイイし、すごい能力持ってるし。
ふつーに考えれば、ヒデヨシが
主人公ってオカシイ(笑)
ところが、この猫がすごいのは
他の人がもれなく巻き込まれるような
「憎しみ」だったり「洗脳」だったりには全く
平気で、そういう他の人たちの呪縛を解くやつ。
そんな時に叫んだり、言ったりする言葉が
なかなか深い。
「憎しみなんか越えていくのよぉ」
「勇気って言うのは、戦争から逃げて温泉に行くことなのさ」
なかなかそんな言葉って言えないですよねー。
ああ、わたしもヒデヨシみたいな
名言を言ってみたいものだ(笑)
<昨夜のわたし>
アルテミスとテレビでもりあがる。
さあ今日の一冊
「がんばれ!ルルロロ」角川書店
巣から落ちた小鳥の赤ちゃんのおせわをする
ルルとロロ。かわいい絵本です♪
面白いですよ、ヒデヨシがハチャメチャだし(笑)
ほのぼのしてる感じがするけど、面白そうだねー
くらいのときは、ギルバルスや
ツキミ姫で十分なんですけどねー。
本気で世界がダメになりそうな時は
ヒデヨシが必要ですよねー。しかしあの猫の友人に
なれるだろうか・・・(笑)
ヒデヨシの周りは一流か
もしくは超一流のすごいのがいますよね。
「なんであんな猫の友だちなんだ」って思うのが普通。
ヒデヨシは超一流を越える存在なんでしょうねー。
ああ、ますむらさんって
宮沢賢治の影響受けてるけど
賢治の世界を描くには好きすぎてダメな部分が
ありますよねー。わたしもその辺は、わびすけさんと同じ意見かも。
素のままでいられるんだと思う
おじけづいたとき
「わたしの名前はヒデヨシだ!」と開き直ることにしている
あんな迷惑な危険猫の
すばらしい友人でいることは
なかなかできないから
主人公は群像なんじゃないかな?
私はテンプラみたいなソツかなくて何やっても上手な子も好きです(笑)
タクマみたいにキッチリとヒデヨシの良さがわかって、いざというとき
上手に助けを求めたりする賢い子もいいなぁと思います。
パンツみたいにクールなのに世話焼きで優しいキャラもグッときます。
嵐を呼ぶヒデヨシの周りには面白い人材が集まっています。
って言うか、喧々囂々って言うかw
なんで猫なんやーとか、あれならいっそオリジナルで作れやーとか。
世界観はいいんですけどねえ。