☆スリーパー効果
- カテゴリ:その他
- 2014/10/10 00:24:33
説得する人が信頼できる人物であれば信憑性は高くなりますが、その逆もあります。そして、その信憑性は時間と共に薄れていくものです。ただ面白いことに、信頼していない人物が言ったことは時間が経つと説得力が高まることが指摘されています。これをスリーパー効果と言います。
これは、説得する人の信頼性の低さの記憶と説得内容の記憶とが、時間が経つにつれて分離していくという分離仮説によって説明されています。つまり、説得直後には説得する人の信頼性の低さが説得効果を抑制するのですが、時間が経つと説得する人についての記憶が薄れていき、抑制されていた本来の説得効果が見られるようになります。逆に、信頼性の高い人の説得効果は、説得直後は高いのですが時間の経過と共に低くなっていきます。
情報源の信頼性が眠ってしまうという意味でこの名が付けられたのですが、一見怪しいと思ったことも時間が経つと信じ込んでいることがあるわけです。
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- メグ
- 2014/10/10 09:26
- 時間がたつと信憑性うすくなるから、ともだちへったのかな?
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