Nicotto Town


かをる笑顔で元気!は今日も行く・・・。


御嶽山救助活動について私なりの見解


御嶽山で、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。

『3日放送のラジオ番組「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)で、社会評論家の小沢遼子氏が、御嶽山で行方不明者の捜索を中止した自衛隊を非難した。


小沢氏は「今日も中止しているでしょ?危ないとかって言うんで。自衛隊の人達が一生懸命やってくださっている。


だけど度々中断しているじゃない。『あ、やっぱり日本は自衛隊なんだ』って思いましたよ」と、話し始めた。


森本が「どういう意味ですか?」と訊ねると、小沢氏は「これはイスラム国に行って、いつ爆弾が飛んでくるかわからないところに人助けに行けるようなあれじゃないと。


だからきっと安倍さんも見ていてね、国会で集団自衛権の問題は言わないじゃないですか。 あれは無理でしょう」と、集団的自衛権の問題に絡めた。


続けて小沢氏は「アメリカの潜水艦がやられているところに突っ込みます? 上から石が落ちてくるかもしれない。風が吹いてくるかもしれない。毒ガスの臭いがするかもしれない。


それで近づけない軍隊は軍隊じゃないですよ」と、自衛隊の姿勢を痛烈に非難。 さらに小沢氏は「私は安心しました。これは無理だと。むしろ日本でこういうことがあったときに、


ガスマスクだとか、ヘルメットだとか。そういうものを持っているレスキュー隊として活動していただくのが自衛のためには一番です」と持論を展開。』


社会評論家の小沢遼子氏は、御嶽山の救助に行っている人々を知らなさすぎますね。私にとってビックリです。


丁度、先週5日間程、長野出張で、御嶽山レスキューの詳しい状況を知りえました。


救助に入っている自衛隊・長野県警・消防の方々は、多分今現在の日本の持てる最高のレスキューチームです。


自衛隊は、主に第13普通科連隊は元山岳レンジャー部隊です。山のプロです。


警察は長野県警機動部隊の人達は、夏場・GWを中心に北アルプス・八ヶ岳のレスキューの方々が多くいる、これまた山のプロです。←お世話しました、昔。


消防は東京・名古屋のハイパーレスキュー隊…。


 実際彼らが、どんな気持ちで、捜索しているかわからないのです。多分ほとんどの人は悪天候を厭わず、レスキューに行きたいと思ってるハズです。

 
知らないくせに、非難はやめて欲しいです。


 私の言いたい事は、自衛隊としての一括り集団だけとして、動いているのではないと言う事。

 
人が災害に遭われている人を助けに行くんですよ?(ほとんどの人が心肺停止状態ですが・・・。)

 
悪天候による火山灰等々の土石流の発生、二酸化硫黄ガス。再噴火の可能性…。

 
以上の危険性から集団としてのレスキューは、中止したんだと思います。集団として当たり前の行動です。


でも、個人個人は助けに行きたい気持ちになっているはずです。災害に遭わた人の御家族の気持ちに接してれば。

 
実は私も経験があります。以前、北アルプスの山小屋で働いていました。5月のゴールデンウイーク、

 
吹雪の中、パートナーが滑落したと、小屋に駆け込んで来ました。すぐ、警察無線で豊科署に連絡したのですが、

 
吹雪と雪崩の危険性が有る為、山小屋への救助要請は出ませんでした…。(民間人でもありますしね。)


うなだれる要救助者に対して、現状何もできない私達…。体は冷え切っているはずなのに、出されたお茶も飲まず、


 憔悴しきっている姿…。そんな姿を見て、なんとか救助したい気持ちを抑える私達…。


たった一人でも、そんな気持ちになるんですから、あのような大勢の人が待っている状況では、なおさらだと思ってます。

 
(数時間後、長野県警は、遭難された方の御遺体を発見。収容したそうです。その場所は雪崩の巣だったそうです。)


小沢遼子氏は多分、人を見ないで、事件としてとらえたのでしょう。自説の自衛隊不要論を言うために。

 
所詮、政治家上がりの人ですから…。(注 元浦和市議・元埼玉県議)つい先日話題なった人々と同類の人間です。


二酸化硫黄ガス対策のため、大量の登山用酸素マスクの用意は無理ですから…。


低酸素状態で、防毒マスクをつけて、足に5キロの重しをつけ、15キロの荷物を背負い、マラソンをしてみてから、御嶽山救助活動の批判をもう一度してみてください。


過呼吸症になって倒れますから…。


あと石って、重いんですよ?感覚でいったら、鉄と同じ。そんなものが時速300キロで飛んで来るんですから…。


痛いじゃ済まない…。亡くなった方々のほとんどの死因は損傷死。

その後の降灰で体のほとんどが埋まり、捜索が困難な状況だと、地元新聞が伝えてます。


生還した方々の当時の様子の話は、まるで地獄…。YouTubeでもその様子がわかります。


いつもだと、「木曽のおんたけさん」として、信仰の山として愛され、3000m超えの高山でありながら、


7合目まで、公共運行機関が有る為、容易に登れる山として親しまれていて、日帰り登山が可能。


紅葉のシーズン、山頂部の湖沼群も神秘的で、一ノ池は標高3,000メートルに近い高層湿原。


二ノ池は本邦最高位の同2,905メートル地点にある。三ノ池は同2,720メートルにあるが、いつまでも腐らないためお水取りで知られる。


相当の悪天候でもない限り、遭難とは無縁の山…。その中での噴火災害…。被害が拡大したんだと思います。


惜しむべきは、気象庁が積極的に御嶽山の火山情報を出さなかった事。

『9月12日にも、気象庁は下記の速報を出した。

 

「御嶽山では、9月10日昼頃から剣ヶ峰山頂付近の火山性地震の回数が増加しており、
昨日(11日)は85回発生しました。火山性地震の日回数が80回を超えたのは、
2007年1月17日以来です。地震の振幅はいずれも小さく、火山性微動は発生していません」

 

そして、これを受けて、同日、NHKもローカルニュースで報じた。』

                                 (ウェッジ・インフニティのサイトより)

地元自治体にも、連絡は行ったそうですが、特に規制を行わなかった…。

その結果が甚大な被害に。草津白根山は今年6月に噴火警戒レベル1から2にあげましたが、

それ以前に地元・群馬県草津町は、自主的に入山規制を行ったそうです。せめて、登山口で、

火山性地震が増えている事を伝え、注意喚起を促していれば…。本当に悔やまれます。

でも、観光財源を失うことになり兼ねないので、確信が持てない情報は流したくなかったのでしょう…。無理からぬ事です。

改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。

(二コタ・とまとさんのブログへのコメントの転載、加筆しました。)

追記 かなりムカつく 憤りのサイトが隣の国にあります。

    
    ・チョッパリが昨年、火山の爆発で島が一つできたことを喜んでいた。もうあちこち爆発しまくれ。
    ・残りの火山は何をしている!?みんな頑張れ。
    ・活火山が80以上?思ったよりも多い。ふふふ みんな奮発してすべて噴火してほしい。
    ・火山よ、一ヶ所だけでは駄目だ、同時多発的に繋げていかなくては!

等々、情けない国民性…。

アバター
2014/11/08 23:26
本来評論は、是々非々で語られるべきですね

小沢遼子さんという方をあたしは存じ上げませんが、
自分の政府批判や自衛隊批判に肉付けをしたいがあまり、今回の救助活動を絡めた印象を受けました
批判は意見として汲み取ってもらえますからね
テレビやラジオを活動の場としていると、なにはともあれ、したり顔で批判するのが自分の存在意義と勘違いしちゃうのかもしれません^^;

クライマーズ・ハイという映画があります
ご存じかもしれませんが、日航ジャンボ機の墜落事故を取材する地元記者の奮闘ストーリーです
事故を受けて記者は夜な夜な革靴で御巣鷹山に登り、救助活動を目撃するんですね
焼けたご遺体や機体の破片から、自衛隊のヘリが一人の生存者を発見して、見事に救出します
その光景を、記者はありのまま文に起こして新聞社の第一報としての記事を期待したのに、
社長判断でボツになるんですね
「自衛隊の美談は載せらない」 という理由です

映画の話ですから、本当にそんなことがあったのか確認のしようもありませんけど、
マスコミの多くは、事実に目を塞いででもリベラルを気取って恣意に走る傾向があると思います。
小沢さんのヘンテコなコメントも、確信犯じゃないでしょうか
こうして、ネットのブログで取り上げられたら、その分名前が売れますものね^^;
アバター
2014/10/09 23:43
こんな発言をされる方もいるのですね。驚きです。
人命救助の鉄則に、自分(救助する側)の安全が確立されなければ人助けはしてならない、というものがありますが、これは民間であってもレスキュー隊などの組織でもまず第一に優先される事項のはずです。
まさか、この小沢さんて方は、この鉄則は自衛隊には必要ないと思っているのでしょうか。

今回の救助活動に至っては、この鉄則すら揺らいでいます。安全の確立されていない場での救助です。
危険度が高まれば中断しますが、活動再開時には安全かといえばそうではないはず。危険であることには変わりません。
これは小沢さんの言うような命をかけた活動だと思うのですが、違うのでしょうか……。
「命をかけろ」ではなく「命を捨てろ」という意味なのでしょうかね。だとしたらなんつーことを言うんだこの人。
家族に自衛官がいるものとしては、不愉快ですねぇ。
アバター
2014/10/09 22:14
なんとも、日本人は評論家が多いい、意見だけは立派だと思います。

最近思うのは 意見を述べる方は意見をされる人と同等以上の実力を持った
人が言うべきではないかと。
アバター
2014/10/09 17:01
こんにちは。私も小沢さんというおばあちゃんは知りませんけもうお迎えが近いから人の言うことを聞かないんじゃないでしょうか?ww

冗談は置いておいて、日本ってすばらしいと思いますよ、流石に噴石が降る中救助には行けないけど一旦治まれば迅速な行動で的確な救助をする
今もいないかも知れない不明者を自分達の健康被害があるかもしれないのに捜し続けているんですから・・
これが半島で起きたら未だに何も手をつけていないかもしれませんんものねw
アバター
2014/10/09 09:44
はじめまして広場からです

拝見して 色々考えさせられました

そしていつも思います、どうして現場のプロフェッショナル方に決定権を委ねられないのかと。
アバター
2014/10/07 23:39
私たちは山のプロでも救助のプロでもありません、
救助の方々があの山で倒れられても、私たちは救助には行けません。
誰も代われることではもないし現場を一番わかっているのは救助に入られた方々で、待っている被害者家族の姿をみて、思うところがないはずもありません。
戦争に飛び込めるのが正しくて、救助を中断しつつ続けている自衛隊はちょっとねー、な思考展開こそおかしいでしょう。

結局は自衛隊不要論をかましたかっただけなんでしょうね・・・
アバター
2014/10/06 23:48
つまりは「もっと被害者が出れば良い」って言っているんですよね。
評論家って何をもって評論家なんだか、普通の人より考え方が偏りすぎですよ。

でもって演習で大砲やら銃やら撃っているのは非難しないんですね。
アバター
2014/10/06 23:17
噴火の後も、7合目まで車で行けるのかな?行けないとしたら、火山灰の粘土質の中、登山って大変だよね
救助隊には、頭が下がる思いです。

小沢よお前も救助に参加しなさい!!
アバター
2014/10/06 23:00
色々と考えさせられますね・・・

私欲にまかせた言動、行動は謹んでもらいたいものです。
アバター
2014/10/06 22:31
かをる 元気!さんの意見に賛成です。
救助しに行くのは命がけの仕事です。

アバター
2014/10/06 22:12
結論ありき、ただ批判したい。
なので、きちんと調べることも、知ることもせず、言っているだけですね。
アバター
2014/10/06 22:00
非難するのは簡単です。
ならば自分自身が実際言って体験してくるといいでしょう。

有毒ガスは硫化水素ですが、これは呼吸が出来なくなり窒息するとても怖いガスです。
北海道の道東に硫黄山があり公園になっていて登れるようになっていますが、そこで硫化水素に
囲まれた経験があります。 

あの状況の中、自衛隊であれ警察であれ、消防であれ、誰一人として待機することにラッキーだと
思った人はいないはずです。
小沢遼子と言う人は何を根拠にそのような事を言っているのか?
ある意味人権問題にも発展してもいいくらいです。
アバター
2014/10/06 20:30
私は小沢遼子さんがどんな方か知りませんが
父が自衛隊にいたので規律の厳しさや使命感の強さは少しは理解しているつもりです。
TVのニュースを見ているだけでも、そばに救助を求めている人がいるのに行けない
彼らの悔しさやもどかしさが伝わってきませんか?
今でこそ「自衛隊」の活躍は世間に伝わっていますが、昔は「税金泥棒」と言われた時代もありました。
母は辛かったと思います。


アバター
2014/10/06 18:50
隣の国の人を相手にしてはいけません。
あの国の信頼できる歴史書によると
『ご先祖さまは熊』なんだそうです。
人間の姿をした熊の子孫なので、ホモサピエント由来とは頭の回転が違うみたいです。
理解レベルは相当に低いです。

「大○国7000年の歴史の中で世界文明、文化、発明、芸術、は全て我が国の産物である」
と、国民は思っているそうですよ。

歴史書を読めば誰でもわかりそうなものですが、漢字を読める人が居ないので、ハングル・漢字交じりでも読めないそうです。
知識人ならと思いますが、熊の子孫ですから、数十年前のことは誰も分からなくなってしまうんですね。

誰かの妄想を皆が支持して世界に喚く。
属国の歴史なんかあの国の人はあるはずがないのです。
アバター
2014/10/06 17:27
色々意見はあると思いますが

私としては山に登らない人には分からないと思います。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.