何を言っているのか???
- カテゴリ:30代以上
- 2014/10/04 15:02:43
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御嶽山噴火:批判、予約キャンセル…長野県木曽町の苦悩
御嶽山の東側のふもとの長野県木曽町の町観光協会に「どうして観光地として売り出したのか」など心ない批判が寄せられていることが分かった。
http://mainichi.jp/select/news/20141004k0000e040208000c.html
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富士山も活火山である。
連日朝の通勤ラッシュみたいな人数が登っている。
誤解されて居る様な弾丸登山もある。
外国人が其れを経験してクレイジーと言っていたが、
もともとはご来光を見る為に登る登山の中で山小屋に止まらないで
登る登山なのだが、其の為に何度も富士登山を経験し更にそのための
体つくりをし、高山病対策もして体を慣らして、危険に備えた体の準備をして
日々の鍛錬の元に行うもので、其れが出来る鍛錬をしていると言う事だったとやっている人から聞いた事があったのですが、
一気に登ることだけが着目されて非常に危険な上り方になって禁止になってます。
日本は多くの火山が観光地となっており、噴火した有珠山もロープウエイで噴火口が見れる様になってます。
http://wakasaresort.com/usuzan/
其の現実は危険との隣り合わせです。
世界の多くの観光地には同じ様に火山の観光地が多々あります。
問題は如何に其れを管理して行くかでしょう。
前も書きましたが、東大では火山の内部の様子がレントゲンで見れる機械を
開発しました。
まだ多くの火山に使えるレベルになってないようですが、
できれば其れが実用化されて火山の監視体制の中に組み込まれればとなってます。
様は現実と実情と其の中で何をなすべきかと言う事を知恵と努力で
乗り越えて行く事です。
今回の天災による事故は多くの問題提起を私たちに課せられました。
救助の様子を見ていても、私個人の意見を言えば2次災害の危険が此れだけ専門家に
指摘されて居る中での無謀な行動にみえてなりません。
被害者の方が一刻も早く姿を体を自分たちの手に抱きたいと言う気持ちは解りますが。
万が一2次被害が出たとしたら、被害者の方への負担も更に重なるようにも思えます。
こうなっては私だけが残酷な言葉を発する事になっても、もう少し火山が収まるまで待ってから
もう少し安全な時になってからでは遭難者を探しに行くのはだめでしょうか?と思います。
今回は普段の山の遭難とは違う様に思います。
そして、更に火山被害の救助対策用にもっと技術的な進歩の開発が必要にも思いました。
放射能事故の時の救助対策と重なるかもしれませんが、
何か効率が悪いような現状の装備と何か色々感じます。
例えば、登山者に登山登録と一緒にGPS装着を義務付けられればとも思いました。
其れを必要とする山とそうでない山とか、其れを義務つけられた山での遭難者には
人を雇っての搜索になるとか。
そう言う何か、今後に向けての多くの課題は感じますが、
「火山近くを観光地に何故したのか!?」と言う批判は日本の観光地を理解していないのではと
驚きます。
有珠山の大噴火の際は札幌まで灰がふりました。
有珠山は有名な洞爺湖の傍にあります。
洞爺湖温泉街は有珠山の大噴火で甚大な被害に遭いましたが
事前の避難訓練が功をそうして温泉街の建物や道路は被害に遭いましたが
人の被害はありませんでした。唯一札幌から洞爺湖までの道路で火山灰が降って
小雨で其れが薄い数ミリの粘土層になり、車がスリップした事故がありました。
其の後に洞爺湖はサミットでも有名になりました。
有珠山以外に昭和新山も近くにあり、両方共活火山です。
日によって上れませんが山の中腹の硫黄の臭いの中で
許可された場所の吹き出す小さな穴に卵を入れて温泉卵の
できたてを子供時代は食べる事ができました。
次に行った時は立ち入り禁止になっていて
その日は業者が風のない時に作った冷えたゆで卵を購入して
食べました。
日本は此れだけ温泉があると言う事はその数だけ活火山(今は全部が活火山だそうです。)が
あるのですから、確かに今回は非常に残念であり、更に問題提起が色々あると感じましたが
「活火山を観光地になぜしたのか!?」と言う批判は世界中の観光地に全てにおいても
当てはまりません。
様は今後、どうすべきかだと思います。
日本に此れだけ温泉が在るにもかかわらず余りにも現実離れをした批判に思いました。
問題はどうやって判断しにくい水蒸気爆発を早くに察知して行くのかと
登山届けの法律的義務付けとシェルター等の設備と場所の周知徹底と
自己責任による準備でしょう。
それ以外にももっと多くの事が必要かと思いますが、
そこは多くの人の提案と其れを実現する技術だと思います。
此れだけの温泉街を封鎖すると言う方向よりも
どれだけの安全対策を取れるのか、そして技術的に取れない場所の管理をどうするのかと
言う現実と現状と将来を見据えた思考が必要に思います。
何事の周到な準備と対策は必要ですが、
人智の及ばないこともあります。
のたもたさんが御指摘のように
「様は現実と実情と其の中で何をなすべきかと言う事を知恵と努力で
乗り越えて行く事です。」
に同感です。
火山列島に住む人間とは思えない妙な批判をする人がいるものですね。
大変な事故の対応中にそのような間抜けの批判の相手をしなければならない人たちが気の毒すぎます…。