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- カテゴリ：小説/詩
- 2014/10/04 00:40:42
涙を落とすたびに
すごく楽になった
涙を落とすたびに
大切な物も落とした
記憶はどんどん無くなる
どんなに繰り返した名前も忘れる
辛い記憶もどんどん薄れて
もう解放されたつもりになって
ふとぶり返す瞬間に
ほんの少し機能停止
足元を見て
動く足と心切り離した
ダレた腕を持ち上げて
自分の肩を抱いてみた
くたびれた足を折り曲げて
ほんの少し遠くなって広がった
青くない空を見つめた
明日になっても見つからなければ
諦めようと思ったけれど
できるわけなかったな
見つからないまま終わるかな
1番忘れてしまいたいものは
1番他の物になるのが辛くて
1番大切なものだとか
思ってしまう自分は殺した
とどめを刺した瞬間に
溢れたものは
今も私を呪い続ける
君が見落とした言葉ほど
大切だったりするなんて
それっぽいこと言う人間も
今、私を呪ってる
大丈夫大丈夫大丈夫繰り返して
呪いをとくため呪文を使う
中和しないまま毒が回って
熱は1日1度上がる
終わりないな
もういいや
もういいよ
大嫌いだ
助けてあげてください。
誰か1人でいいんです。
助けてあげてください。
不躾ながら僕の知ってる人にこの詩はかさなります。
僕は助けたい。その人を。
大好きと大嫌いはたぶん薄い紙の裏と表
忘れると思い出さないはたぶん地球の裏と表
ありがとう、ございます。
大丈夫じゃないと暴れても
1人じゃとてもさみしいから
暴れられる場所が
欲しいですね
自分がそうだからこそ
言える言葉は本物です
口だけの軽いものじゃないです
あなただけが言える言葉です
言ってくださってありがとう、ございます。
あなたが、
安心できる時がはやくきますよう。
しかし自分へつかうと制約になるものだと思っています。
だから自分へ大丈夫と何度も言い聞かせてしまう。
なんて思っています。
大丈夫じゃないんだよ！と暴れるのもまた一つかもしれませんね。
自分に言い聞かせる私が何を言ってるのやらですが。