Nicotto Town


雪うさぎが呟く


虫の声

今年は秋が早い。夜の草むらは虫の声でいっぱい。大合唱しているのはコオロギ。彼らは本当にどこにでもいる感じだ。

鈴虫は昔飼っていたことがある。コオロギより繊細な音と姿。初めてマツムシの声を聞いたのはダンナの実家近くだったが、チンチン・・・チロリン・・・・・・・・チンチン・・・チロリン・・・・・と小学唱歌のイメージとは違いはかなげなものだった。

私がすきなのはカネタタキ。間遠にチン・・・・・チン・・・・と澄んだ音をたてる。ガチャガチャと形容されるクツワムシ、これかなと思う音を聞いたことはあるが、そんなうるさくは感じなかった。

虫は音を立てて結婚相手?を探すんだというが、秋が深まって寒くなるとだんだん音が減ってきて、ふと気がつくと「あれ?一匹しかいない・・・」と思う時がくる。

一生懸命セレナーデを奏でても誰も近寄ってこなかったら・・・、自分が歌いやめたら深い闇しか残らなかったら・・・

最後の一匹にはなりたくないなぁと思う。

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2014/09/21 22:40
8月の終わりごろから 昼はセミ 夜は虫の声
遅く這い出したセミは彼女はできたのかなあ
メスのセミがみつからないで鈴虫とくっついたりして
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2014/09/19 18:19
虫の音がよく分からないのですが、先日廊下にカマドウマがいました(__;)
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2014/09/19 15:34
深い・・・
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2014/09/19 12:56
切ないお話ですね
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2014/09/19 09:21
最後に残る虫は哲学的ですね(。-_-。)



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