Nicotto Town



虹の橋を渡っていった若者

夕方 虹を見た
下の方は太く 伸びた先は 雲に隠れていた



知り合いの息子さんの訃報を聞いた

今春就職した息子さんのことを 知人は
ようやく肩の荷が半分下りた と言っていた
先月 スーパーの入り口で知人に会った
すれ違いの挨拶とともに 一緒にいた息子さんを紹介された
小学生の時から背が大きく ずっと野球を続けていた息子さんは
逞しい若者へと成長していた
羨ましいくらい大きいね と挨拶を交わしたのが その息子さんを見た最後だった

野球部のマネージャーをしている妹は
兄が大好きだった野球を続けている方がお兄ちゃんも喜ぶから
と 秋季大会に忙しい野球部を 休むことなく支えているという


訃報を聞いた後に見た虹
きっと 息子さんは その虹を渡っていったのだろう
知人の心が 少しでも慰められますように
ご冥福をお祈り申し上げます

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