長月二十日のころ
- カテゴリ:日記
- 2014/09/11 10:18:59
いやードタバタがようやく終息、高齢者のお守りに大疲労。
しばらくニコタご無沙汰してたら、ニコみせのシステムが変わったのですね。
テーブルに料理を置けるのがステキ。
さて猛暑はどこへやら、あっという間に秋の長雨、大雨でございます。
我が家は坂の中腹なので大雨被害は受けませぬが、昔住んでた家では
数回床下浸水を体験したこともある。被災なさった方にお見舞い申し上げます。
ところで。タイヘン不謹慎なお話で恐縮ですが……
我が一族は大雨や台風でやたら盛り上がるバカな血筋です。
なんといいますか……『血が騒ぐ』のです。
海辺に住んでた母の一族は台風になると海岸の様子を見に行く習性があった。
祖母が網元の娘だったからかもしれぬが、それにしても度が過ぎる。
ずぶ濡れになって帰ってきて荒天の様子を皆に語る。ビョーキです。
親父も大水にやたら高揚する質だった。
大雨で水路が溢れそうになるとすぐさま床下浸水の対策を始める。
土間に置いたガラクタや下駄箱等々、一切合財六畳間にかつぎこむ。足の踏み場もない。
停電もなぜか大好き。用も無いのに大雨の中、町内を偵察して
「マルマルさんの家より先は点いてるぞ」「交差点の信号も消えてるわよ」など
ドーデモイイ情報を仕入れてきて、ローソクを前に家族に嬉々として語る。アホです。
『枕草子』に『野分のまたの日(翌日)こそ いみじうをかしけれ』なんて一節があります。
清少納言も台風や大雨でワクワクするタイプのオバサンだったんだろう。
なんか日本人として、抗いようのない性癖なのかしら?
かく言う私も、大雨による非日常を不謹慎にも楽しむ部分を否定できない。
二百十日、二百二十日になると感じる秋の心境というのでしょうか。
もちろん命の危険に遭ったことのないバカの戯言です。なにとぞご容赦ください。
この話を書いたあと、大昔に日照りが続き、給水車のお世話になったのを思い出しました。
水というのは多くても少なくても困る。『よろしき』加減というのを自然に期待しても無理ですが……。
あ、各事務所に常備させた非常用飲料水の期限チェックやらせなきゃ。
アイスのお話、いいですねー。人情を感じます。
非日常という意味では、荒天も『ハレ』の日と捉える感覚がどこかに残っている気がします。
但し、現在のような異常気象では冗談事では済みませんよね。ご注意、肝に銘じます。
ご心配くださり有難うございます。
老母のこの癖が抜けておらず、大雨になると妙にソワソワするのを家族一同監視。
でも血が騒ぐのでしょう。三つ子の魂百まで。
以前、震災の後、計画停電が夜にあり
ロウソクと懐中電灯を必要に迫られた、というだけでなく
意味もなく喜々として用意して
ロウソクの時間を楽しんでましたw
気持ちがわかるが、わかるんだけど
外に出て事故に遭い救助隊が出動する事態になるので
ちょっとヤメテほしいかとw
どんな切り口でコメントしていいか、かえってわからない・・・。
電気が通わず、一週間サバイバルもどきの生活をしたことが
ありますが、思い返してみれば、非日常を楽しんでたのでは
ないかと思います。
(でも、大きな声では言えません・・・(^^ゞ
もっと、むかし、私が小さかった頃、 田舎の親戚宅に滞在中、
台風で停電になりました。
そしたら、暴風雨の中、その集落に一件しかない小店のおばさんが
アイスをわざわざ家にまで届けてくれたんです。
もちろんタダ。
そのままにしてても、溶けて売り物にならないからだろうけど
子ども心にすごく嬉しかった・・・♪
懐かしい思い出です。
それと、台風接近中は「絶対、外に出てはいけません」
これ「大原則」です。