光と影
- カテゴリ:スポーツ
- 2014/09/09 20:11:16
PCが少しばかり厄介な事になってしまってました。
ご無沙汰ぶっこいております。。。
さて・・・
錦織圭選手の話題で持ちきりであります。
世界最高峰の舞台で、日本の選手がてっぺんに立つ。
なかなか難しい事でしょうねぇ。
今回は惜しくも、決勝の舞台で涙を飲んだ・・・
と言うよりも、そこにいる事自体がすごい事なのでしょうね。
錦織選手、どうぞ胸を張って帰って来て頂きたい。
そして、その場所が君の当然居るべき場所にして頂きたい。
そこに来る事が目標では無い事だと、私は信じています。
実は3年程前、今回と殆ど同じものを見た記憶があります。
それは誰にも相手にされなくとも、毎年このブログで書き続けているイベント。
いつも5月の最終週が近付くと、書いている気がいたします。
インディアナポリス500マイルレース。
その舞台で、私の応援する佐藤琢磨選手が今回の錦織選手に負けない程のドエライ事をやってのけたのです。
テニスとモータースポーツでは、全く違うスポーツですが
全米オープンテニスと、インディ500をイベントという見方で比べてみましょう。
全米オープンテニスは、1881年に第一回をアマチュア大会として開催されました。
もう130年以上の歴史があるんですねぇ・・・。
観客動員数は良くわかりませんが、テニスの大会の中では最大だそうです。
優勝賞金は300万ドル。
規模、優勝賞金、全てにおいてテニス界では最大のイベントと言っていいでしょう。
続いてインディ500。
第一回は1911年。
日本は明治44年でした。
第一回優勝車の平均時速が時速74マイル、キロに直すと時速約118キロとなります。
その頃すでに、時速100キロ以上で車が走っていたのですね。
しかも、レース距離は500マイル、800キロです。
その距離を全開で周り、故障もしない車を当時から作っていた事になります。
インディ500は、全ての自動車レースの中で最速で走ります。
F-1よりも早い事になります。
それは、多数のコーナーで作られているパーマネントコースを使うF-1に対して
インディ500のコース、インディアナポリス・モータースピードウェイは一周2.5マイル(約4キロ)の楕円形のコースを全開で周るのです。
観客動員は40万人以上。
この数字は世界中のスポーツイベントの中で、最大数だと言われています。
賞金は・・・はっきり言って良くわかりません。
今年優勝したトニー・カナーン選手は、ざっと2億3千万円貰ったと発表されています。
しかしこのレース、とにかく細かく賞金が出るんです。
とりあえず、予選を通過して決勝レースのスタートを切れば3000万円貰えます。
1週走れずにリタイアしても、3000万円です。
私も出たいです、インディ500・・・。
その他予選の成績や、ピット作業のコンテスト、一周でもリードラップ(先頭)を走れば賞金が出ちゃいます。
私が思うに、モータースポーツを志す人全てが、このレースを目指すべきです。
F-1では無く、このレースですよ!
さて、このレースで佐藤琢磨は何をやらかしたのか。
琢磨は3年前のこのレースで、優勝しそうになりました。
中盤までリードラップを重ね、後半も常にトップ争いに参加。
そして最終周回、リーダーのダリオ・フランキッティを追う佐藤琢磨。
マシンは確実に琢磨の方が決まっていた。
琢磨はダリオのインを突いた。
しかし、ダリオはそこでインを閉めた。
琢磨のマシンは縁石を踏み、そのままスピンアウト。
琢磨は勝つためにインに飛び込み、ダリオもまた勝つためにインを閉めた。
琢磨が勝つためには、ダリオがインを開けてくれるか、閉める前に抜き去るしかなかった。
一方、ダリオは閉めるタイミングが少しでも遅れれば、琢磨のマシンと接触してコースアウトするリスクを背負っていた。
そのリスクを確実に回避するにはインを開ける事。
しかし、ダリオは閉めた。
琢磨は2位でいいと妥協したならば、仕掛ける必要は無かった。
仕掛けた結果、琢磨は2位にもなれずに完走扱いの17位に終わった。
錦織選手も、そして琢磨も、勝つためにそこにいたのでしょう。
しかし結果は、何かが足りなかった。
技術、体力、メンタル、運、経験、知識・・・
私はその2人の敗者に、拍手を送りたい。
そして必ず、またその場所に帰って来て頂きたい。
この敗戦で得たものを引っ提げて・・・。
最後に一言。
お金にならないと取り上げない、この国のマスメディアよ。
世界にはよ、必死に高見を目指してるヤツがいっぱいいるんだ。
変に国民の期待を背負わせるようなマネはせんで欲しい。
あまりお祭り騒ぎはしないでくれ。
そんな事をしなくとも、見てるヤツはいるよ。
てめーらの都合でな、勝手に光と影を作らんで欲しいんだ。
それだけだ。
テレビに限らずね、この国のマスメディアは低いなぁって思います。
今回の朝日新聞の記事撤回とかですね・・・
自分たちがある意味民衆の意識を左右してしまう力があると言う事を
認識、自覚せなアカンと思うんですよ。
数年前の自民から民主への政権交代劇にしても、結局煽ってたのはマスコミですから。
テレビ、面白くないですよねぇ^^
結局は経費を抑えて、数字が取れるのは若手のお笑い芸人。
どの局もみんな同じ顔ぶれで、やってる事も変わらない。
今回の全米オープンテニスだって、結局はWOWOWに放映権を持って行かれて
錦織選手が勝ち進んで慌てて特集を組むという体たらく・・・。
きっと地上波はいずれ誰にも相手にされなくなるんでしょうねぇ。
錦織選手、本当に感動をありがとうと言いたいですね!
次回はどんな試合なのか、いつやるのか・・・
勉強不足でわかりませんが、また観戦出来たらいいなぁって思います。
お金にならんことはしないのか~。
どこでも一緒やなぁ。
だからかな。最近 テレビの番組がおもしろくないと思ってしまうのは・・・
てっとり早くできるグルメ番組にすれば そこそこの視聴率がとれると思ってるんじゃないかって。
飽きて来ちゃったw
錦織さん、優勝できなかったのは残念だけど、感動した~♪
いやな、なめの事は心配はしとらん。
報道の嘘になんぞ、なめは流される子じゃないもんね。
真実を見極めようよ^^
そしてホンモノを手にしよう。
なめにはそれを手に出来る権利も力もあるとワシは思ってる。
この国のモータースポーツに対する関心の無さには、本当にがっかりする。
自動車に関しては先進国なんだけどね。
アイルトン・セナが居た頃は誰もがF-1に注目した。
でも、彼の没後、それまで中継していたフジテレビも、地上波の中継をやめてしまったのね。
野球にしてもそう。
もう数字が取れないとなると、簡単に見捨ててしまう。
自分たちで何かを創造しようという意欲が無い。
こんなメディアしかないなんて、本当に残念で仕方がないんだよね・・・。
うんうん、おかげさまでPC生きてたよ~!
貧しい発想の産物に、一喜一憂しないよーにしよーっと!
もっと目を向けるべきものがいっぱいあるのにな~
だからTV離れが進んでしまうんだよなww
ところでPCは大丈夫なのかな?