☆「引きこもり」
- カテゴリ:家庭
- 2014/08/31 00:04:18
「引きこもり」のことを調べてみると次のように記されていました。
一九九〇年代に社会的に注目されるようになった人間関係の拒絶・社会参加の拒否などの特徴をもつ現象。不登校などの児童・生徒について言及されていたが、若者についても指摘されることが多くなってきた。根底には社会とのかかわりをもちたいという欲求があるものの、人間関係の構築に失敗するなどで自分に失望し無気力になるという悪循環もみられる。個人的な問題としてだけでなく、その個人をとりまく社会的環境の問題として考え、社会的活動がうまく行えるようサポートすることが求められよう。
「うつ」という状態は基本的には悲しみが溜まり、心が重くなった内面の問題と考えられ、誰にでも起こるものです(精神病・神経症を含めて)。ところが、このような「うつ」とは微妙に違う「うつ」があります。これは前者と区別がつきにくく、治療方法はおろか病気であると確定できないこともあるといわれています。代表として「引きこもり」などとを考えてください。
引きこもりが始まると、そこから抜け出すのは困難になり、中には対人恐怖のようなものがともなうこともあります。これを見て、理解のない人々は「怠けている」と判断することが多いのですが、くれぐれも誤解しないでください。現代では「引きこもり」といった状態になる人が確実に増えていますが、この状態を考える重要なキーワードが「積極性」と思われます。つまり、素人目には積極性がまったく失せたものと思われているようですが、実はそうではありません。全く積極性が失せた状態になれば「引きこもる」ことすらできなくなるわけです。「引きこもり」は積極性を完全に失わないための最後の砦と思ってもらった方がいいのかもしれません。
また、病気と判断できないような「引きこもり」などをどう考えればよいのかは非常の難しい問題ですが、これらが病気と判断される「うつ」と決定的に違うのは、ほとんど悩み苦しむことがないということでしょう。そのことを考えると「仮面うつ病」の一種と捉えていいのかもしれません。(ちょっと行き過ぎの意見ですが・・・)
また、この状態から抜け出すポイントとしては「自主的行動」があげられます。大脳生理学の面からみると、自主的に行動し何事にも楽しいと思えるようになると、ドーパミンが多く分泌され、さらに楽しいと思えるようになり行動が活発化することが指摘されています。ただし、これはあくまでも自主的ということであって強制的ではないのでお間違えないように。
【参考】「モラトリアム」
これは、青年期に自分の進路を決定するにあたって、なかなか結論が出せないまま特に目的もなく過ごしてしまうある期間のことを指しています。また、「心理・社会的な猶予期間」であり、より自分らしい人生を選ぶために必要な時間と捉えられます。俗に言う「フリーター」などもその典型といえそうです
ご訪問、ありがとうございました^^
昨日は、ブログ広場からおじゃましました。
が、少し文字が多く、読まずに帰りました。
私自身引きこもっているので
すごく興味があります。
時間のある時に、また、
ゆっくり読ませていただきたいと思います。
多くいますね。
チラホラききます。