音風景の瞑想曲－サウンドスケープ・メディテーション－


「ほう……これはまた、変わった定めをお待ちの方がいらしたようだ…フフ。

私の名は、イゴール。……お初にお目にかかります。

ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所…

本来は、何かの形で“契約”を果たされた方のみが訪れる部屋……。

貴方には、近くそうした未来が待ち受けているのやも知れませんな。

どれ……まずは、お名前をうかがっておくと致しましょうか……」


＊

ゆっくりと、静かに二頭の馬は馬車を引く。
深い霧の中、馬車の中から外の景色はよくわからない。

「ようこそ、ベルベットルームへ」
「おっと、ご紹介が遅れましたな。こちらは＊＊＊＊。同じくここの住人でございます」

「お客様の旅のお供を努めて参ります。＊＊＊＊と申します」

「詳しくは追々に致しましょう……。ではその時まで、ごきげんよう……」


＊


〝契約〟は果たされた。

〝選ばれし者〟、その〝運命〟を、時に受け入れ、時に覆すために。

――――あなたは、最高の客人だった。


＊＊＊＊＊

アトラスのゲーム、ペルソナシリーズに登場するベルベットルームのオマージュ(？)のような作品。


ベルベットルームに訪れる(招かれた・導かれた)「客人」と、イゴールの助手を務める「従者」との恋愛でも楽しめたらという目的。
久しぶりの1：1。
戦闘もなしで、純粋に恋愛楽しみたい。
イゴさんは居たり居なかったりで良いと思う。
※「ベルベットルーム」で検索掛けると一発なので、どんな感じかは調べてもらえると手っ取り早い


でも、客人がベルベットルームに訪れるにたる運命とかが1：1ではどうやっても組めないし、さてどうしようか、というプロットのみ。

ベルベットルームには招かれる(夢の中など)か、その他特定の場所からじゃないと行けない。
ベルベットルームで過ごした時間は現実には換算されない(だからどんな過ちをどんな時間かけて犯したとしても以下略)。
ちなみに従者をベルベットルームの外に連れ出すことも可能です。

都合さえ良ければ私の持ってるサークルと繋げちゃって、その登場人物がベルベットルームの客人として選ばれて云々とか無しじゃないかなと思ってはみたものの、都合のいいサークルは無かった

良かったらどなたか連結サークルとして活動しませんか、と思ったがどうでしょう。

(ついでに言うと、ここで毎日うるさく騒いでいる無気力ヤンデレの従者を出したい所存)


追記
・一応ペルソナの召喚システムは使わせてもらう予定(覚醒ペルソナ(←P4番長のイザナギ)の他に、ワイルドの力にも目覚める
・コミュシステムを導入する
・ペルソナは20歳越すと召喚出来ないらしい(ペルソナ　トリニティソウルからの情報)

用語簡易説明
・ペルソナ　「ペルソナ」とはラテン語で「人」、「仮面」を意味し、このゲームでは人の心の奥底にある「もう一人の自分」、別人格が具現化した特殊能力のことを指す。
もはやここ見て　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

・コミュ　コミュニティの略。平たく言うと他人との絆。対応するアルカナ(タロットカードの)があり、それを深めるとそこに眠る最大の力(ペルソナ)を覚醒させることが出来る。