花火
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/08/14 02:21:12
花火 2014
焼ける砂浜 賑やかなビーチ
夕暮れになれば 浴衣姿のカップル
まだ冷め止まない砂浜 場所取り 屋台の灯り
徐々に盛り上がる雰囲気の中
ド~ン~ 夏の夜空に打ち上がり
煌びやかに 闇を飾る光
次から次へ 迫力ある音 七色の光
ゆっくりと 空 高く 舞い上がる
今は もう 叶わない 遠い夢のような想い出だけど
あの日 あの時 約束した 二人の誓いのような約束
大きな尺球 打ち上がる 瞬間に
月明り 花火の光 浮き上がる 君の横
ほら 一瞬に 消えては 君の瞳の中で 輝いて
シュッ ~ ヒュル~ ヒュル~ キュ~ン~
どこまでも どこまでも
夜空のキャンバス いっぱいに い~っぱいに
ドド~ン これでもかと 大きく 大きく広がって
来年も また 一緒に 来ようネッ そう約束した
いつまでも いつまでも ・・・
夜空のキャンバスに 大きく広がった光は
儚くも 最後に 音を立て 流れ落ちるように
消えて いった 消えて いった ・・・
同じ 尺球でも 同じ花火は 上がらない
あの日 あの夜 二人観た花火は ひとつだけ
叶わない夢だったけれど
まるで 魔法のように あの約束 信じていたくて
夏の夜 夜空に 合図のように
どこまでも どこまでも 高く 高く 舞い上がる
一瞬の光の中 君の横顔が浮かび消えては
君の瞳の中で輝いている
寂しい訳でも悲しい訳でもなく うっすらと瞳が濡れる
きっと 素敵な魔法が いつまでも いつまでも
僕の記憶の中で 二人だけの約束 時を 止めて
大切に していたいから 。。。
Dream star ☆
夏の花火には、私も切ない想い出があるので、言葉が詰まってしまいます。
ドリームさんのブログ、全部読ませてもらっています。
今年の夏も、まだまだ終わってはいません。
この夏の終わりに、ドリームさんに、素敵な想い出が訪れますように…