夏の恋
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/08/11 04:27:52
あの夏は 忘れない
二人揃えたストラップ
交わした恋のメール
君の優しい瞳に誘われて
勇気を出し声をかけた僕
初めて会ったのに
ずっと前から知ってる二人のように
弾む会話は楽しくて
二人の時間はいくらあっても
足りないくらいだった
手を繋ぎ歩いた鎌倉の小町通り
夏の日差し海が車窓から見えて
潮風が吹いていく
何処か歴史を感じさせる江ノ電
路地裏から猫が横切り迎えてくれる
江の島は長い坂道歩いていけば
心地よい潮風が待っていてくれる
青い空 淡い海 潮風に吹かれ
揺れる髪 小麦色した君が眩しくて
いつまでも抱きしめていたかった
最終電車で君を見送る
走り去る電車の窓から手を振る君
電車の灯りが小さく消えていく
そしてメールには 今日は ありがとう
また一緒に行こうねっ
さっきまで一緒にいたのに
もう 会いたくなって ・・・
君と過ごした 素敵な夏
何度も 口づけ交わしたあの夏
素敵な恋の物語のように
なにひとつ 忘れることはないだろう
この胸の中で時を止めて
一瞬 想い出す
爽やかな笑顔で 夏の潮風に
揺れる髪をなびかせて
海の水面がキラキラ光り
君が振り返る姿が眩しくて
Dream star ☆