☆湯あたり
- カテゴリ:美容/健康
- 2014/08/08 00:23:48
温泉へ行くと「湯あたり」についての注意書きをよく見かけます。これは温泉の温度の他に成分が関係していると言われています。湯あたりとは温泉から上がってしばらくすると、だるくなったり食欲がおちたりするような現象のことを言いますが、一種の好転反応と考えられます。つまり、身体の悪い部分が刺激されて改善しようと反応するのですが、その反応が極端に強くなるため返って悪くなったように現れると言われています。また、この時血液の巡りが密接に関係しているとも言われています。そして、その後は身体はよい方向に向かって行くと言われています。いずれにしてもその反応が強すぎるときは、くれぐれもご注意ください。
また、この反応は東洋医学ではしばしば取り上げられることで、正式には瞑眩(メイゲン)と言いますが、鍼あたり、灸あたりなども有名な現象と思われます。さらに、漢方薬では「この反応がなければ治らない」というちょっと極端な意見もあります(なくても治る場合の方が多いようですが・・・)。
ところで、湯あたりに関してはのぼせとの違いにご注意ください。単に入浴時間が長すぎた場合、のぼせであることが多いと思われます。本来、温泉を利用する場合は、各個人の体調と体力を考慮して、要領に従って入浴する必要があります。一回に入っている時間とか一日に入る回数も大体の基準があるので、現地の入浴要領に従うようにしてください。そして、軽い入浴から始め、徐々に回数や時間を伸ばすのがいいでしょう。
湯あたりよりも、飲みすぎの方でグロッキーになりました。