ドラマ【東京スカーレット】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/08/06 11:09:56
【感想】キタ――(゚∀゚)――!! ついに櫻井回! いや、見てる最中から、今回ひょっとしたら櫻井氏じゃないかなぁと思ってたんですよ。どう考えてもSTAP細胞ネタですよね。なんというか、放映当日に関係者の自殺が大々的に報道されたのも、縁があるというか…。櫻井氏はこういう時事ネタを盛り込むのが大の得意。加えて、展開の仕方やそのスピードに、かなりの相棒臭を感じました。他の2人の脚本家さんも相棒の本を書いた経験はありますが、櫻井氏は3人の中ではダントツに本数が多いです。そしてキャラの動かし方も相棒に似てました。出町いずみと阿藤を合体させたのが杉下であり、杏は亀山、神戸、カイトのどれかですね。年齢的にはカイトが一番近いかな。NS係の荒木田(今回無線LANの基地局を杏に仕込んだ人)は鑑識の米沢あたり、いずみの義弟・堀は暇課長といったところでしょうか。中村雅俊演じる岩井捜一課長に当たる人はちょっとわかんないですけどね。官房長ともカイトパパともポジションが違うし、彼らはあんないい人キャラではないですしね。余談ですが、中村雅俊っていつも大体いい人キャラばっかり演じてますけど、すんごくうさんくさく感じるのは私だけでしょうかw で、ウィルスですよ。相棒にも似たようなエピソードがありましたよね。確かあれは亀山卒業回の前後編に分かれたエピソードだったと思います。まぁ相棒に限らず、最近の刑事ドラマにはたまにウィルステロを扱ったエピソードが出てきますけどね。刑事ドラマではないですが、ブラッディ・マンデイなんてずっとウィルステロの話でしたしね。でもこのドラマでの扱いは結構軽め。死人が出ませんでしたし、ウィルスの毒性も実は捏造された研究結果による誤認だったというオチ。しかしウィルスは確実に存在していたわけで、杏はそれに感染したことはしたんですよね。もしダイエットに効くというのが捏造でなかったとしたら、杏これからずっとナイスバディでいられるってこと?w あ、でも、1~2個体吸い込んだだけでも感染するという感染力の強さも嘘だったとしたら…。この話のうまいところは、STAP細胞のように一般人にはちょっとわかりづらいものではなく、ウィルスという身近な存在に置き換えたところですね。脅威がよくわかりますし、STAP細胞はさすがにテロには使えないしw さすが櫻井氏だなと思える回でしたよ。ただやはり、このドラマはキャラが弱い。そのへんでやはり相棒より劣るかな。櫻井氏の責任ではないですけどね。相棒といえば、成宮の演技力に不満を抱いた水谷が、成宮の降板と及川の復活を要求するも、スタッフがそれを受け入れなかったため、長年相棒に携わってきた松本Pを別人に交替させたという噂がまことしやかに流れてますね。こんな状態で撮影に入る現場ってどんなでしょうね…。そろそろ相棒も潮時なのかもしれません。ですが、次世代を担う刑事ドラマが育ってないのが不安要因ですね。