ドラマ【軍師官兵衛】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/07/14 18:07:29
【感想】今回の目玉はなんといっても本能寺。この歴史上もっとも有名と言っても過言ではないくらいのイベントに、NHKの力の入れようが半端じゃなかったですねw いつもは動物番組をやっている直前の30分に、主役・岡田准一と城マニアの落語家・春風亭昇太を呼び、特番を放映。本能寺には直接官兵衛は関わってないんですけどねw ただ、官兵衛の人生の大きな転機になったことは確かです。まず本能寺から検証してみましょう。描きつくされた感のある本能寺の変、もはや史実どうこうよりも、どのように演出するかに主眼が置かれているように思います。このドラマでの本能寺の特筆すべき点は、お濃の存在ですね。この女性、お濃という名で有名ですが、他のドラマでは帰蝶と呼ばれたりすることもあります。これらは同一人物で、美濃の国から来た嫁という意味で、信長と結婚後にお濃と呼ばれたようです。確かに本能寺で信長とともに薙刀を振るい戦い戦死したという説もあるようですが、それより以前に死亡したという説もあり、いつ死んだかは定かではないようです。なので、お濃を本能寺に絡めたのは、かなりの冒険でしたね。間違ってはいませんが、史実とも言い難い…そんなところです。まぁ、信長の最期を看取って後世に伝えた人物はいないので、どうにでも描けるといえばそうなのですが。生存説だってあるくらいですからねw ちなみに嫡男・信忠は本能寺ではなく、二条御所で討ち死にしました。黒人の家臣・弥助も二条御所で戦ったと言われてますが、その後の消息は不明だそうです。さて、このことを秀吉が知った経緯について、光秀が毛利氏にむけて送った密使を捕縛したからという説が有力ですが、このドラマでは長谷川宗仁が送った使者から知らされた説を取っているようですね。実際密書は送られたようです。変を知った官兵衛の表情、そしてそれを官兵衛から知らされた秀吉の反応、私はこのあたりが今回本能寺よりずっと面白かったです。2人の考えが見て取れるんですよね。信長への忠誠心の塊とも言っていいくらいの秀吉と、秀吉への忠誠心は大きいものの、信長とは数回会ったことがあるだけの官兵衛の、変のとらえ方の違い、そして秀吉が官兵衛の考えを知った時の驚愕。どうやらこの信長への気持ちの違いが、以降の2人の関係に響いてくるようですが、それはまた後日の楽しみとして取っておきましょう。意外だったのは、信長の死を官兵衛が恵瓊にバラしたことです。それバラしたら一番いけない人じゃん!と思ったのですが、恵瓊のその後を見るに、この時官兵衛は恵瓊をも取り込んだということではないかと思います。官兵衛……恐ろしい子! あと、今回は小寺政職の最期もありましたが、広島の鞆で1584年に没したとの説もあります。黒田家に伝わる黒田家譜では1582年らしいので、黒田家譜の説をとったんでしょうね。鞆にいたのに岡山にいたことにされてしまい、鞆の住民はがっかりでしょうな…。
岡田君がいってましたよね。
有岡城幽閉の前は成長途上で甘いところも多い官兵衛、
有岡後は大河で許されるギリギリまでの黒い官兵衛を演じ分けたいと。
竹中は変幻自在の俳優さんですよね。
エキセントリックな役から渋い役まで幅広く演じ分けることができて、
酔いどれ小藤次と官兵衛の秀吉はまったくの別人です。
また、昔大河で秀吉を演じた時のままの秀吉でもあるんですよね。
私の中の黒田官兵衛は、 ~ 腹黒 (^_^メ) ~ だったので
今までの官兵衛はクリーン過ぎてしまい
…イメージを変えないとダメ??…と思っていたのですが、
やっと、今回の放送で我がイメージに近付く気配を感じました!?。
それにしても、竹中直人さんはいい役者さん!!。
彼を向こうに張れる岡田准一さんも凄い役者さんですよね(*^_^*)
彼は乗馬も出来れな殺陣も大丈夫らしい…♪…。
直前SPで、今回の秀吉とのやり取りの中の、
「殿の運が開ける時」の台詞を言いたいが為に仕事を
引き受けた語っていらしただけはある名場面だったと思います。
これからが益々、楽しみですよね~\(^o^)/
初めまして?でしょうか。
おね、よかったですね。黒木自身にはいい噂は聞かないのですが、
おねは好演してると思います。
> ニャンデイさま
国盗物語…。記憶にございませんw
確かに敦盛は節をつけて唄ってませんでしたね。
そうそう温度差、後でその言葉を思いつきましたw
官兵衛と秀吉のシーンは、本能寺よりも話題になってますね。
大河の主人公があんなに黒いのは珍しいってw
今後もギリギリまで黒い主人公に挑戦するようなので、楽しみですね。
あの竹中とのツーショットでも引けをとらない岡田君、
いい役者になりましたねぇ。
「国盗り物語」以来の、お濃の死かな。
あの時は、高橋英樹と松坂慶子の組み合わせでした。
たくさんの役者が、信長を演じましたが、敦盛は、うーん、いまいち。
やりつくされた物だから、これはこれで良いのかと思うけれど。
官兵衛と秀吉の温度差、うまく出てましたね。
これは見ていて、面白いなって。
立場の違いもあるけれど、心酔して、神とも崇める存在の信長の死は、
秀吉に取っては、それこそ、天地がひっくり返ったような衝撃だった
でしょう。
今後の展開は分かっているものの、軍師としての黒田官兵衛の視点
からのドラマ。
ちょっと楽しみです。
おねさんが一番カッコよかったです^^。