Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


面影を追って


雨の夕暮れ時は
夕日が顔を出さない
沈んで行く太陽を
見ていたかったのに


今日は1日休みを取って
あてのない旅をしてきた
電車の車窓には
同じ景色が見えるだけ


それはあなたの面影
抑えきれない理由を持って
故郷に帰って行ったあなた
私は後を追えなかった


追いたかった
追いたかった
でも追えなかった
あなたを苦しめるだけ


なんでこんな出合いをしたんだろう
愛の神様の小さなないじわるか
なんで二人は別れたんだろう
愛の神様が飽きてしまったのか


通り過ぎていくあなたの影を見ながら
つかみ取ろうとしても
それは幻でしかない
手を伸ばしているのに


小さな町で降りて
一人ベンチで想いにふける
通り過ぎる時間は癒してくれない
雨の訪れを知らせるだけ


重い心を抱えたままで
どこまで行けと言うのか
あぁ 今あなたがいたとしたら
どんなふうに抱いてくれるのか


傷ついたのだろうか
あなたも私も
深い爪後はどこまで
私たちを苦しめるのだろうか


あなたも今、苦しんでいる
多分それはいつかは癒えていくだろう
私の面影など忘れてしまうのだろう
そう、忘れた方がいい


私はきっと忘れないだろう
出合いがあってもいつまでも
抱きあったあの日々は
偽りなんかじゃないから


濡れた傘は私の心
もうあの頃には返れない
沈む太陽に想いを願っても
知らんふりをしてまた明日も沈んで行く





アバター
2014/07/09 08:57
ロールさんへ
そうですね。
別れも心をいつくしんでいる間は、新しい恋には辿りつけませんね。
アバター
2014/07/08 22:10
別れの切なさは、心震えたときを
思い出すときだね^^



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