Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


素顔の出会いに


カフェの張り出した席に座って
とりすぎる人を見ていた時に
友達に声をかけられた
結婚した彼と二人連れで


結婚退職をした彼女
幸せそうな笑顔を見た時に
ちょっと胸が痛んだ
でも笑顔で答えた私


彼とは今は同じ職場
声を交わす機会も多いけど
もう彼女の物
私が好きだったなんて二人は知らない


「もう彼氏がいるんでしょ?」
「え~、まだまだよ」
「だってこいつは仕事一筋なんだよ」
「そんなことないわよ」


毎日が針のむしろ
忘れなきゃと思っていたのに
意地悪な人事異動
なんで私をいじめるの


時間が過ぎていくのに
空洞になった心は満たせない
きっと今度はこんな知らせが来るだろう
「子供ができたよ」


どんどん遠くに行ってしまう彼
手の届かない所に行ってしまう
私はここに残ったまま
忘れなきゃならない心を抱えている


どんなにキャリアを積んでみても
それは目標じゃないのに
別に会社に彼氏を見つけに来たわけじゃないけど
出会いってあるものなんだ


もう帰ろう
悲しい想いは置き去りにしたはず
もう関係のない私たちにしたかった
それが寂しいことだったとしても


ひとりでもいいじゃない
そっと呟いてみる
強がりな言葉と知っている人は
「お局だね」って意地悪を言うけど


こんな私にしたかったんじゃない
でもそれが私の辿る道
それがたとえ自分で切り開いた道ならば
これからも切り開いていかなくちゃ


もう帰ろう
いつか二本の道が一つになるかもしれない
涙に暮れていた過去を抱いていても
いつかは素顔になれるかもしれない

アバター
2014/07/08 07:30
しんのすけさんへ
ありがとうございます。

こんな風景は悲しいですね。
新しい風に吹かれるには自分の心の動きが必要かもですね。
アバター
2014/07/07 17:15
意味深なポエム いつも楽しく読ませて頂いてます。

楽しくは 失礼な表現かも・・・  リアルであれば 悲しいかな・・・?

表現力 豊かで 凄いなと^^

これからも ヨロシクです!!



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