雨の駅
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/07/04 04:41:16
夕暮れ時の駅で
あなたの帰りを待つ
もういないことを自分に言い聞かせながら
ふらつく心を抱える
明日も雨と
テレビのニュースが言う
濡れた傘はまだ乾かない
水滴が流れている
濡れた傘を持ったまま
改札を見つめる
もう出てこないあなた
わかっていたはずなのに
「雨男ね」
「雨女だよ」
そんなたわいもない会話が
今まであったはずなのに
別れを告げたのも
こんな雨の日だった
しっとりと降る雨の日
私が雨降らし人だったのか
追って来るのを
あなたは待っていたのかもしれない
もしかしたらって思うのは
もう過去の事だけど
何度も電車が
駅に着くのを聞いている
黄色い電車があなたの来る電車
鮮やかな黄色がまぶしい
「傘を忘れてきちゃだめよ」
雨の降るたびにこんな言葉を
あなたに投げかけた
そんな日々ももう遠い幻になった
夕暮れに星が出て始めて
やがて夜闇が来るだろう
あなたは来ない
私の心も飛んで行く
行き先も知らぬまま
私は歩き始める
薄れていく影が
駅に残りたがっていても
さようならあなた
さようなら私
二人でいた日々も
さようならに消えていく
あはw。
私は水玉模様の傘、捜してます^^
雨…。記憶まで流してしまったら悲しいですね。
足音もなく去っていく人。心だけが残っている…。
大雨ではないのですね。よかった^^。
ウチは今日も快晴ですw
何もかも 洗い流してしまうから・・・?
家らは まだ 瀬戸内海気候だから ひどくはなかったけど・・・。
九州や 処によっては かなり被害がでたようですね!!
被害に遭われた方々の 心中 お察し申し上げます。
みっちょんさんの 所には 恵みの雨を 適度にお願いしたいものですね^^
心配して頂いて 感謝しております。 ありがとうございます ❤