昨日、富岡製糸場を見て来ました。

もともと、そこを目的としていたのではなかったけれど、
タイムリーだし、せっかく近くまで来たのだからと、
高速で富岡I.Cまで車を走らせました。

生憎の雨でも人はそこそこ来ており、団体さんの列もありました。

本来はガイドの説明付きで見学をした方が良かったのですが、
せっかちな私は、見たい所を見たいだけ回りました。^^;


中では、糸巻き機で繭から糸を紡ぐ実演も見ることができ、
この歳にして初めて蚕の糸があんなに柔らかいことを知りました＼(◎o◎)／！

また、フランスとの密接な関係も知りました。
面白いエピソードとして、
当時、女性作業員（工女）を募集した際、なかなか集まらなかったそうです。
その理由は、フランス人の飲むワインを血と思い込み、
「富岡製糸場へ行くと、生き血をとられる！」とデマが流れたためだそうです。

そんなウソのような噂を信じてしまう時代に建てられとは
思えないような建物は、国指定重要文化財指定されただけはあり、
タイムスリップしたかのように、どこか懐かしささえ感じました。

ただ、内部の見学できる場所がとても限られていたのが残念でしたが・・・

今回、世界遺産にならなければ、ここには来なかっただろうし、
来なければ、この製糸場や日仏間の歴史も知らずにいたと思うと
ほんの少しでも当時の様子を垣間見ることができて良かったと思いました。