Nicotto Town


グイ・ネクストの日記帳


陰陽師神楽と祖父、安倍晴明


「覚えていて欲しい。」


そう、祖父、安倍晴明は切り出した。

「今、命がけの行をやっているのは父や母のためかもしれない。だがな、神楽。お前は父や母のために生まれたわけじゃない。父や母を満足させるために生まれたわけじゃない。好かれるために生まれたわけじゃない。」

「じゃあ、嫌われるためなのおじい様」

「神楽や・・・誰もに好かれる人生と誰かに嫌われている人生ならどちらを選ぶ」

「おじい様・・・それは誰かに嫌われても自分が心から望む事をする日が来るという事なの」

「賢い子だ。父や母であっても・・・その奴隷になる事は無い。神楽、そなたの人生はそなたが選ぶのだ。」

「おじい様・・・でも、それだと孤独になってしまうよ」

「神楽や・・・それは違う。そなたがそなたの人生を選ぶなら、そなたは他者を仲間と思えるはず。そして仲間と調和した生活を送ろうと思える・・・この事がわかるかな」

「ボクはボクの人生を選んでいい。でも、それは他人も同じって事?ボクは世界のニーズに応える必要は無く、また他人もまたボクのニーズに応える必要は無く、それぞれの道を歩むところに自然と接点は生まれるの?」

「そうだ。神楽よ・・・そなたはそなたの人生を歩む事で他人と接点が生まれるのだ。そこに調和がある」

「ねえ、おじい様・・・それはこの悪霊の洞窟の答えなの」

今、ボクの周りにはたくさんの悪霊がいる。

ボクにはそう見えていた。

しかし・・・おじい様の話を聞いているうちに、少し考えが変わりつつある。

彼らは彼らの生きた道と、今という現在がある。

悪霊に見えていたのはボクの思いこみ。

もしかしたらボクに会いに来てくれたのかもしれない。

ボクは頭に閃いた呪(しゅ)を唱えた。

汝は我。我は汝。然らば道は開かれん。

悪霊だと思っていたモノたちはにっこり笑い消えて行った

暗かった洞窟を白い光が包む。

七つ目の感覚が目覚めた時だけ見える白い光。

あたたかく、不思議な光。

頭に河のイメージが浮かび上がり

河の向こう側にいる大勢の人たちが、ありがとう。そう告げて消えて行く。

ボクは悪霊のいなくなった洞窟の出口へおじい様に導かれて出た。

父と母が待ってくれていた。

三日ほど入っていたらしい。

「よかった、よかった」と、母は泣く。
父は涙を隠してこっちを見ようとしない。

ボクは父と母を悲しませていたのだろう。

それでも今は陰陽師として、さらなる力をつけたいと思った。

あい



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2014/06/17 01:32
まめめさんへ

ありがとうです。そのように感じていただければ幸いです。


那美∞穂月さんへ

龍神様からのメッセージありがとうです。
感謝しています。
あい
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2014/06/16 23:19
こんばんは
お久しぶりです
昨日龍神様からメッセージを受け取りましたので
お知らせ致します


6月21日〜22日にかけて
全ての人類にとって 嬉しい事がおこるとのこと

それは 創造主の次元で現象化される事で
全ての人々に許しが示される
そのままでいいのだと あるがままでいいのだと
何かである必要はなく 何者である必要もなく
光の命の そのままで良いのだと 
全ての人は許された存在であることを思い出すため

6月21日から22日にかけて
地球は 人の目には見えない白い光で包まれるそうです

覚醒を望むものは その光と共に覚醒する事が出来
覚醒を望まない人にも 何らかの恩恵はあるそうです

よこしまなエネルギーや 恐怖のエネルギー等に
人々は影響を受けなくなるそうです

そのことを多くの人の知る所となるように
沢山の人に知らしめよと 言われました




私のブログにも同様の事をアップしておきます

アバター
2014/06/16 14:40
胸の中、頭の中、心の奥深い場所で
わたしの中のなにかが光りだしました。

ん~なんだろう。
魂・・・かもしれません。



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