☆契約
- カテゴリ:その他
- 2014/06/04 00:03:18
債権不履行責任
債務者が債務を履行しない場合、債務の履行が可能な限り、債権者は債務者に対して履行の請求ができます。また、応じない場合は強制的に債務を履行させることもできます。
また、債務不履行は、履行遅滞、履行不能、不完全履行に分けられ、債務不履行の責務の内容もそれぞれ異なります。
①履行遅滞
これは債務を履行できるのに、債務者の帰責事由により、かつ正当な理由がなく、履行期限までに債務を履行しなかった場合を指します。
※履行遅滞の効果
この場合、債権者は債務者に対して履行が遅れたことについて次のような責任を追及することが出来ます。
・本来の債務の履行の請求
・損害賠償(遅延賠償)の請求
・てん補賠償(履行がされない時、契約を解除して債務が履行されたなら得られたであろう利益の賠償)の請求
難しいね。