2014年06月02日の4K放送
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- 2014/06/01 11:01:24
【2014年06月02日の4K放送】
テレビ新時代開始
1953年02月01日(日曜日)
午後02時00分
日本で初めてのテレビ放送が行われた。
東京内幸町のNHK本部から、
「こちらはNHK、東京テレビジョンであります」
という声とともに、テレビ放送が始まった。
そして、ついに迎えた。
2014年06月02日(月曜日)
「4K」テレビ試験放送が開始される。
1日に6時間放送される。
受信するためには、チューナーなどが必要である。
現行のフルハイビジョン(HD)に比べて解像度が4倍という
高画質を楽しめる「4K」テレビの試験放送が、
2014年06月02日にスタートする。
テレビの買い替え需要をにらみ、
家電量販店などは売り場を拡大するが、
対応テレビ以外にも複数の機器を用意する必要があるなど、
家庭で見るにはまだハードルが高い。
疑問点をQ&Aで整理した。
◇
Q 試験放送はどうすれば見られるのか
A NHKや民放キー局、スカパーJSATが共同で、
CS(通信衛星)デジタル放送のチャンネルを使い、
音楽やスポーツ中継などの番組を
1日当たり6時間程度放送する。
視聴するには
4K対応テレビに加え、
放送を受信するチューナー、
対応パラボラアンテナ、
専用ケーブルなどの機器のほか、
スカパーの視聴契約が必要となる。
Q すぐに見られるのか
A 対応チューナーがないため、
家庭で見るには、
シャープ製のチューナー内蔵レコーダーが発売される
2014年06月25日が最短になる。
ソニーは秋にチューナーを発売する予定だが、
他のメーカーの対応は未定だ。
Q サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は
A 総務省は、
試験放送の目玉番組としたい考えで、
調整を進めているが、
放送は決まっていない。
予選リーグの日本戦は
6月15日、6月20日、6月25日
(いずれも日本時間)の3日間のため、
家庭で観戦するのは難しい。
ただ、
家電量販店などにはチューナーが先行入荷されるため、
店頭での「街頭テレビ」が人だかりとなりそうだ。
Q 本放送はいつ始まるのか
A 平成28年ごろを目指している。
だが、
地上波での放送は現時点で想定されていない。
試験放送用の機器がそのまま使えるかどうかも分からない。
Q では4K対応テレビを買うメリットは
A 国内大手の製品は、
地上波放送などのフルHD映像を、
高精細な4K映像に処理する機能を備えている。
特に大型画面では、
普段見る地上波でも
4K対応テレビの画質が良いことが明確に分かるため、
買い替え時に選ぶ人が増えている。
調査会社のBCNによると、
4K対応テレビの平均価格は
今年4月時点で32万5600円。
まだ高価だが、
東芝が想定価格約23万円の40型の投入を予定するなど、
今後の開発競争で値下がりが加速する可能性もある。