100台のコンピュータ
- カテゴリ:その他
- 2014/05/18 13:48:06
古本で 100台のコンピュータ という本を買ったけどスタパ斉藤という人が面白そうだなぁと期待したが
船田戦闘機 というよく知らない人の方が面白い文章を書いていた。
二人の筆者は何度も「アップルのコンピュータはデザインが素晴らしい」と誉める。
マッキントッシュPLUS
マックⅡ
マックSE
パワーマック6100
マックCLASSIC
と言ったアップルのパソコンが話の中に出てくるけど、あまり写真が載ってない。
仕方ないので一々ネットで検索してパソコンのデザインを確かめるしかない。
アップルのパソコンはデザイン優先で設計されている風だけど、とにかく小さい。
古いマッキントッシュにDOS/Vの部品を入れて動かそう というパソコンマニアは数多いが、大抵の人が筐体の小ささに四苦八苦する。
パワーマック G3にDOS/Vの基盤を仕込むには、基盤の一部を切断する必要があるらしい。
PCケースが小さいので、組み立てて動かしたらショートして壊れたという話がある。
ある程度大きなPCケースならDOS/Vでも作れるのだからアップルにとっての差別化はパソコンの小ささにあったのだろう。
古本:100台のコンピュータ では昔のパソコンの話だけが延々と語られるのだけど、当時のパソコンはネットに繋がず それぞれ独立して動いていた。
大抵はゲームを動かす目的で使われていただろう。
パソコン通信するには高い電話回線を使わねばならず、画像一枚受信するだけでも長時間 回線を占有していた。
NTTによる一社独占なのだから電話代は非常に高かっただろう。
基本的には昔のパソコンは孤立していたのだから、何かプログラムを動かしていく以外に使い道が無い。
プログラムを仕入れるには雑誌のソレを自分で入力するか、ゲームを買ってくるか、友人からコピーしてもらうか。
自分でゲームやツールを作ってパソコンを使おう などという人は稀だったろう。
今みたいに何でもフリーウェアで手に入りますよ という時代ではないのだから、16進数のマシン語を入力するのも大変だった。
そういう意味では昔のパソコンマニアは根性があったように思う。
昔のパソコンはとにかく映像処理が遅かったのでゲーム作るにしても、ダイナミックな事は何も出来なかった。
例えば全画面でアニメ映像を連続して表示する、なんて芸当はとても無理なので静止画ばかり眺めていた という紙芝居的なものばかり。
非常に高かったことが頭にありますが、 今百均にもあるからね~@@
きっとネット代も今携帯だってdo〇omoもかけ放題になったみたいだし、
価値観が変わりますよね 今でもパソコンはなかなか手に負えないから、
昔なら使わなかったでしょうね