電光雷迅サンダーV(6)
- カテゴリ:自作小説
- 2014/04/20 23:13:10
地上に降りてきた怪力ロボットMS-068号は、2メートル以上ある大きな巨体をゆすって歩き出した。
ズドーン!ズドーン!ズドーン!
そして地響きをあげて、逃げ惑う人達の後を追いかけた。そこにちょうどバスが曲がり角を曲がって走って来た。
ブーーーーー!
バスの運転手は大きなクラクションを鳴らして停車しようとしたが、ブレーキが間に合わず怪力ロボットMS-068号に突っ込んだ。
ドガーーーーン
バスから黒煙があがり怪力ロボットMS-068号の姿をかき消した。怪力ロボットMS-068号は吹き飛ばされたのか?いや、黒煙が薄くなってくるとまた平然とその姿を現した。しかも軽々と頭上にバスを持ち上げている。そして持ち上げたまま向きを変えるとそばにあったスーパーマーケットにバスを投げつけた。
バゴーーーーン
「ギャー!助けてー!」
バスはスーパーマーケットを押しつぶした。スーパーマーケットの下から悲鳴が上がった。買い物中のお客さんがたくさん居たのだ。
道では逃げようとする人達が将棋倒しになって、その上を逃げようとする人達が踏みつけ絶叫が上がっている。
怪力ロボットMS-068号は、両手を前に突き出した。指の先が回転している。
バババババーン
指の先から機関銃のように弾が発射され群衆に向かった。
「ぎゃーーー!!!」
たくさんの群衆の中に弾が飛び込んでいき、向かいのビルの窓ガラスが激しく割れた。
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