電光雷迅サンダーV(3)
- カテゴリ:自作小説
- 2014/04/12 14:24:09
「俺はいったいどうしたのか・・・大爆発が起こり・・・炎が襲ってきて・・・体が焼けて熱くて・・・」
「郷。あなたは死にかけたのよ。」
「君たちは誰なの?」
「私は、チャビ。」
インコが答えた。
「僕は、ベルガ。」
リスが喋った。
「わしは、ドーブルじゃ。わしらは3博士と呼ばれておる。わしらは乙女座にあるメヌエット星から来たのじゃ。」
最後にイヌが口をきいた。
「でも地球の動物の姿をしてる・・・。」
「わしらは、宇宙進化をした種で地球人のように体を持っていない。君らの目で見れば輝く光の結晶のように見えるだろう。地球に降りる時に動物達の体を借りたのだ。」
「郷よ。地球に危機が迫っている。」
「地球の存在しているこのダル宇宙の星々を宇宙神帝王と名乗る者が次々と侵略し出したのじゃ。やつらは生物の闇の心を利用して星を支配する。地球人の中の闇にとらわれた心の持ち主はやつに動かされるだろう。わしらは地球からダル宇宙中に闇が広がるのを防ぐためにやって来たのじゃ。地球に降りたわしらは地球人を観察していて君の正義の心を見つけた。そして大爆発が起こったので、君を急いでこのUFO颯天(はやて)に転送したのじゃ。」
「郷よ。体を動かしてみなさい。」
郷は、手を動かして体を触ってみた。
「火傷がない!」
火炎をあびて体中に火傷を負ったはずなのだが。
「火傷が酷くて生存の可能性が無かったので、わしら3人でメヌエット星の科学力の粋を集めたサンダーボルト人工皮膚を移植したのじゃ。その皮膚は普段は地球人と同じ皮膚だが、空気中の電気を帯電すると特殊金属に変化する。但し、変身には強い意志の力が必要じゃ。精神力が弱まると変身は出来ない。」
「郷よ。両手を前方に突き出してVの字を作り、手をこすって静電気を帯電して強い意志力で正義の戦士サンダーVに変身するのじゃ!」
郷は、言われた通りに両手を前に突き出して手のひらをクロスさせVの字を作り静電気を帯電した。
「サンダーV !!!」
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