Nicotto Town



【カゲプロ小説】ぞうきん(シンアヤ)

どうもどうもです
私はなぜこんなことをしているんだろう
そんなことは気にしてやらないでください

シンアヤ
純シンアヤです
いやあ シンアヤかわいいですよねシンアヤ
いやあ 大好きですシンアヤ

シンアヤ

ごめんなさい
ボキャ貧でした

なんでもおkとかいってくださるかたどうぞ






外では冷たい風が枯れた葉をさらってどこかへとばしている。
今は掃除時間中。
といってももう片付けているところで使ったぞうきんを洗おうと手洗い場に向かうところだった。
教室を出ると暖房の恩恵がなくなり、外と同じくらいの寒い空気にさらされる。
「うぅ~、寒いなあ」
手に持った湿ったぞうきんが空気によって更に冷やされるようで、さわっているだけで手が一気に冷えそうだ。
廊下にはまだ掃除をしている生徒や終わって談笑している生徒などがいる。モップできれいに拭いている人や、ちりとりでごみをとっている人など、様々だ。
そんな廊下を寒さに耐えながら手洗い場につくと、先客がいたようで誰かがぞうきを洗っていた。そっと隣におじゃましようと近寄ってよく見ると、まじめにぞうきんを洗っている。こんな寒い中水は冷たいというのにちゃんと洗う男子なんてめずらしいな、なんて少し思いながらふとその生徒の横顔を見た。

「あ、シンタロー」
私が声をかけるとすっと顔を上げて私の方を見る。
「あ?アヤノか」
そう言ったっきりシンタローはまたぞうきんを洗い始めた。
え、それだけ?あれ、シンタロー?本当にシンタローだよね?
なんて考えながらシンタローの顔をあっちからこっちからのぞき込んでみるが全く気にする様子はない。
うん、そうだった。シンタローはそういう子だったな、なんて一人で納得する。
「ねえシンタロー」
「ん?」
話しかければちゃんと答えてくれるようで少しほっとする。これで無視されたらどうしようかと思った。
「シンタローってば結構ちゃんと掃除するんだね」
「まあ……って、お前がちゃんとしろっていつも説教するからだろ」
「へ?そうだっけ?」
声をかけたからには何か喋らなければと思っていったのだが、随分と物も考えずに言ったものだ。これでまたシンタローに「お前は馬鹿だ」だの言われてしまう。
まあ、馬鹿にされてる割には結構そんなたわいもない会話が好きだったりするのだけれど。
案の定「はぁ…またお前は……」と溜め息をついたところで、私がぞうきんを持っていたことに気づいたようだった。
随分と丁寧に自分のぞうきんを洗っていたかと思うと、いつの間にか洗い終わっていたようでぞうきんを絞っていた。
「それ」
「え?」
シンタローが絞ったぞうきんを手洗い場の横にあるぞうきん掛けに掛けると、私が手に持っているぞうきんを指さした。
「え、なに?」
「それ貸して」
シンタローの目にはなぜだか断れないような雰囲気があって、思わず「…うん、はい」と持っているぞうきんを手渡した。
するとシンタローは蛇口をひねってぞうきんを洗い始めた。
「あっ、いいよ!自分でやるよ。手冷たいでしょ?」
「ついでだから」
普通に考えて先程までぞうきんを洗っていたシンタローはよっぽど手が冷たいはずだ。
ならこれ以上冷たい水に触れなくても、私に自分でぞうきんを洗わせばいいだけのこと。
でも、これはあれだ。
シンタローなりの優しさだ。
不器用だから、直接的には言えないけど、水が冷たいから私の分も洗ってくれるってことだ。
「シンタローってさ、不器用だよね」
「え?なんか言ったか?」
聞こえないように小さい声で言ったから多分シンタローには聞こえていない。
でもそれでいい。
洗い終わって最後にぞうきんを水が出なくなるくらいまで絞る。
「ついでだからな」
最後にもう一度念押しして私にぞうきんを返した。
シンタローは行動が早い。
だから教室に戻ってしまう前に、ぞうきん掛けに自分のぞうきんを掛ける。
「シンタロー」
すでに教室に向かって歩き始めていたシンタローに声をかけて近づく。
振り向いたシンタローの手をとる。冷たいなあ。
私の手は小さいころから寒くてもなかなか冷えなかった。そんなささいな自慢。
2人分のぞうきんを洗って冷え切ってしまったシンタローの手をぎゅっと握ってにこっと笑いかけた。
「ぞうきん洗ってくれてありがとう」
きょとんとした顔をしたシンタローだったけどすぐにかあっと顔が赤くなる。
「だ、だから!ついでっていったろ!」
私が優しく手を握っているものだからふりほどくのがためらわれたようでしばらく真っ赤な顔を俯かせてじっとしていた。
不器用で優しくて、ほんとになあ。思わず顔がにやけそうだ。
「……じゃ、教室戻ろっか」
「…おう」
シンタローが小さくうなずいたのを確認すると私の手で十分に暖まったシンタローの手を離した。
教室に戻る途中、シンタローが言った。
「もう一回言っておくけど、ついでだからな」
「はいはい」
私は楽しげな苦笑を浮かべて適当に返事をする。
シンタローはそれからかなり音量を落として小さい声でいった。

「……あと、ありがとな…」

どうしようもなくにやける顔で返した。

「いえいえ、どーいたしまして!!」





はいドーン
もうやばいかけない やばい
そして時間がない

コメントください
 お願いします コメントください

それでは

アバター
2014/04/08 14:45
シンアヤシンアヤシンアヤs…
やばいっすね!
題名からして!
伸太郎かわいすぎるっすふおおおおおおおおおおおおお!!!!!
アバター
2014/04/07 18:40
発狂2秒前


うああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(
かおをあかくしたしんたろーくんはそのもうてんしということでしんはっけんいやしんはっけんじゃないけれどその(
・・・可愛い。これ、アヤシンじゃないの?←
新たな目覚めなんじゃないの??(
あの、ゐあちゃん、私の小説褒める前に自分の小説を家国宝としなきゃいけないよ???
ていうかその国宝レベルの小説をこうも簡単にさらっと書いちゃうとか、え?(
アヤノちゃん可愛い シンタローくん可愛い
・・・・ゐあちゃん、天才?(切実
さすがモモちゃんのおにーさん!奪われたわー!!!!!(
表現がすごいね どうやったらそんなうまくその場の状況をうまく説明できるようになるのorz
文才文才ェ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文才ィィィィィィ!!!!!(カッ(

・・・・ってことでゐあちゃんの文才、わけてほしい・・・な((((((((((

長々と失礼しました
アバター
2014/04/07 17:54
かっかわいい////
アバター
2014/04/07 17:25
ふぁあああああ・・・ああああああ・・・・・・(

シンタローの「ありがとな」の破壊力のすごさが・・・・
何かを持ってかれた気がする すごくシンタローが可愛い気がする・・・!(

純情シンアヤ素晴らしい!!ね!!
すごく可愛い シンタローもアヤノも可愛い 純情シンアヤ可愛い・・・!!

「ぞうきん」だけでこんなに書けるゐあちゃんがすごい
「天才」って言葉がゐあちゃんのためにある気がする
ていうか、「かけない」って言ってるのに私の500倍上手くかけてます・・・よ?

あとね、個人的に私はこの小説の最初のほうの状況説明ってのが上手く出来なくて
書かないことがあるからそれを簡単にさらっと書いてるゐあちゃんものすごくすごい
アバター
2014/04/07 17:07
しっ…シンアヤッ…!!
もうこの二人好きすぎる((
アバター
2014/04/07 16:37
じゅ、純情!



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