非お題系「物欲の原点」
- カテゴリ:日記
- 2014/03/23 17:15:37
プロフィールにも書いておりますが、私は大人の中の大人ですw
少年時代は昭和の中にあります。
そのころの興味は模型やらラジオやら工作やら電気やら・・・と、
今の少年たちとは多分異なる傾向を持っておりました。
そもそもゲーム機なんてありませんし、遊びといえば皆でやる
ものが殆どであった時代。模型にしても工作モノにしても、それを
持ち寄って遊んでいたりしました。当然ながら周りの少年たちの
中にもまた同じような傾向をもっていた子たちが結構いたはずです。
で、そんな少年たちの行き先の一つに模型店がありました。模型店
といってもプラモデルだけではなく、鉄道模型やラジオ、はたまた
どちらかといえば駄菓子屋系のおもちゃまで、いろんなものを置いて
いたものです。
子供のお小遣いなどたかが知れていましたから、模型店に行って
居並ぶ商品を見て、お小遣いを貯めてあれ買うぞ!とか、貯めても
買えそうにないけど、欲しいなあ・・・などと妄想に浸るのが、
お店で過ごす時間の9割以上だったと思います。
(注:もちろんたまには客に変身していました。)
ある日、そんな少年の物欲を全て集めたような本に出会いました。
今だと「〇〇購入ガイド」のようなタイトルで販売されている本の
類で、模型店の店頭にあるもの全て、それにプラスαの要素が載った
本でした。最初は誰かにもらった覚えがあります。それをボロボロに
なるまで、隅から隅まで何度も読んでは模型店店頭同様、いえ、それ
以上の妄想に浸ったものですwあまりに読み方が激しく、しまいには
形がなくなってしまいましたが、性懲りもなくその後に発行された
最新版を購入して、引き続き妄想に浸っていましたwww
そんな私が到達したところは、その本に掲載されているモノ全てを
手に入れるという、何とも可愛らしくもバカバカしい妄想でした。
・・・ところが、モノを見て色んな想像が盛り上がって、気がつくと
買ってしまっているwという福助の原点は、実にこのとき確立して
しまったものだと最近思い知らされ、愕然としました。
なぜそんなことを思い知らされたかというと、先日その本を入手して
しまったからです。ホントは違う原点を探るつもりだったのですが、
しげしげと眺めているうちに、私にとっては意外なものが見えてきて
しまったのです。
物欲、妄想力、そしてある種の金銭感覚wこれら全ての原点がそこに
ありました。そしてそれらに囚われていた少年福助の姿も確かに見え
ました。何やら否定すべき、忌むべき原点のようにも思えますが、
それらが巡り巡って良い面に作用することだって、多分あるはず・・・。
そう考えつつ、今日もヴァーチャルモールを見て歩く大人の中の大人、
福助でありました。
Σ(=ω=;)ギクッ
このブログを書いて全体を見直したとき、私自身もなこさんと同じような印象を
受けておりました。あれこれ考え(妄想し?w)てみて、一つの仮説に達したのですが、
それはまた別の機会に。
なこさんの子供時代の風景は、時空間に多少差があるとはいえ私にもイメージできる
ものであるように思います。私の風景はというと・・・たぶん、なこさんの風景よりも
建物を少し小ぶりにすると良いのかな?
その中にあったのは、微妙な差異はあったにせよ、きっと同じものたちだったのでは
ないかなと想像しています。
おっしゃるように、あの本はまさしく少年福助の夢そのものでした。
今回当時のものが手に入ったことで自分を振り返るという目的が達成できましたし、
それによって今後進む方向を見定めることもできました。
また、ここでお言葉を頂いたことで、気持ちが少し軽くなったように感じます。
ありがとうございます♪
なんだか懐かしいようなもの悲しいような不思議な感覚になりました。
福助さん、、今ちょっぴりお心がお寂しいのでしょうか。
年齢ばかり大人になっていく私ですけれど、福助さんに到底届くはずもなく・・
私の昭和時代は幼稚園までですのでまだまだ世界が広がる前でした。
子供心に商店街のおもちゃ屋さんは魅力的でしたし、駄菓子屋さんでおもちゃを買って貰ったことも。
神社で遊んでニチイへ買い物に行って、、(そしてSATYになってイオンになって・苦笑)
グリコのおもちゃや、さいころキャラメルなんて懐かしいです。
その本は福助さんの夢が詰まっていたのですね。
夢を達成しようとしたり満たそうとするのは、、男性ですものね。当然だと思います。
仰るとおり今の福助さんの人となりになっていらっしゃるのでしょうし、
忌むべき必要はないのでは、と感じた若輩者です。
物に魂が宿る説は同感です。
こちらの思いに物が応えるというのは、不思議ですが実際にあるんですよね。
それを感じられたら好循環の始まりで、いつしかかけがえのない存在になって
いたり。
最終段のお話、私はMacでよく聞いたことがあります。新Macを買おうとすると
現在使っているMacが不調になったり壊れたり・・・そういうサイクルなのか、
魂のなせる技なのか。私自身は未経験ですけど、Macに関しては特に、何かある!
と思ってしまうのです☆
物自体は今ほど多くなかったですけど、遠い存在って結構ありましたね。
現代は物は多いし値段も安いということで、それが子供にも影響しているのは
確かなんでしょうね。
>大人買い
経済力を得て近づいたと思ったら、今度は絶望的に遠い存在になってしまい
ました(もう流通していないものばかりなので)☆
でもその時間が一番のぜいたくだったりw
なかなか手に入らないものだと手に入れるまでと
手に入れてからも思い入れがあって大事に使ったりしますけど、
すごく欲しいと思って手にいたものでもあっさり手に入ったものは
それがよいもので高価なものでも
気がつくと全く使わずに押し入れの奥にいってしまったりしています^^;
思い入れのあるものってPCもそうですけど使っているうちに魂が宿っていくような感じがします。
話が違いますが
そういえば友人に大事にしていた中古外車を売りに出そうとするたび
車の調子がおかしくなってなかなか売りにだせないという人がいました・・
PCも原因不明でご機嫌↘︎になったりすることがあったりしますね^^;
昔、あれが欲しいこれがいいなと思ってもなかなか手に入らないって感じでしたよね。もしかしたらだから今がんばって稼いで手に入れよう!っていうモチベーションになってるかもですね。
今の子に欲がないのは意外に幼少期に恵まれているのかも。ですよね。
大人買い…するのかな?それもまたいいんじゃないですか?