いまだに「ぐんまちゃん」を見ても「ゆうまちゃん」だと思ってしまう
 
２０１２年・１３年と２年連続で「ゆるキャラグランプリ」３位入賞をはたしている「ぐんまちゃん」。
最近は、なにかのＣＭにもちょろっと顔を出してたりもしてまして、さらに知名度も上がったのではないかと思います。
 
実はこれ、正式名称は「２代目ぐんまちゃん」なんですね。県の公式ホームページの取扱綱領にそうありまして、２代目がいるからには当然初代がいらっしゃいます。
漫画家の馬場のぼる氏デザインの初代ぐんまちゃんは、著作権を県が買い取るときデザインの変更を含めなかったため、ポーズが２種類限定なんだそうですよ。
まあ当時は今と違って、ご当地キャラは２次元平面を主な住処としていたようで、グッズもタオルとか手ぬぐいの類がほとんどだったような・・・、そう考えれば十分だったんですかね。
 
はい、「２代目ぐんまちゃん」は、生まれた時の名前が「ゆうまちゃん」で、９４年に本県で開催された「ゆうあいピック」のマスコットキャラクターでしたね。ゆうあい＋ぐんまで「ゆうま」ですかね。こちら県職員の方のデザインで、著作権等ややこしい問題もないということで、銀座に県のアンテナショップがオープンするにあわせ「ぐんまちゃん」に改名されましたよ。
自由にポーズが決められて２足直立ができる、さらに愛くるしいとなれば、先代は隠居せざるを得ませんな。ちなみに、「ゆるキャラ」という言葉は商標登録されていて、着ぐるみがないと名乗れないことになっているとか。初代は４足歩行・・・無理ですね。
 
２代目ぐんまちゃんを襲名してからの期間は、ゆうまちゃん時代の半分弱ですが、実際のところほうぼうで見かけるようになったのは、ここ３～４年ですよ。道路工事のバリケードも、以前は猿やカエルが幅を利かせてましたが、最近は「ぐんまちゃん」多いです。我が家にも、ぐんまちゃんのぬいぐるみはありますが、ゆうまちゃん時代に関連グッズを買った記憶がありません。
ゆうまちゃん、まことお気の毒ですが、ワタクシにとってその名は、すでにβ方式ビデオテープ並みの過去のものになっておりますよ。
 
現在の群馬県民度　　変わらず　　５２分の２３