ドラマ【チーム・バチスタ4螺鈿迷宮】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/03/19 16:31:41
【感想】点滴と酸素マスク、それのどちらかに安楽死の秘密があるということで、私は酸素マスクが怪しいと考えましたが、どちらともでしたw しかし、点滴による筋弛緩剤は補助的な役割で、酸素マスクが送られた何とかいう気体が死亡原因となったということで、当たらずしも遠からずといったところでしょうか。しかし、点滴とマスクの両方ともからそんな恐ろしい薬剤が投与されていたとは…。恐ろしいですね。美智は思いとどまってほんとによかったです。最後、再び娘と孫に会えたシーンでは、思わず涙ぐんでしまいました。今回のクライマックスはここだったなw 内容としては、もう最後の総仕上げという感じで、意外性もどんでん返しもなかったのですが、この作品を通じて作者が訴えたいことは痛切に伝わりました。安楽死は是か否か。患者、遺族、医師など、いろんな立場から考えてほしい。自分の命をかけてまで、患者の安楽死を実行し続ける医師と安楽死を望む患者、それに立ち向かう役人と医師。まったく違う立場の意見を提示し、あなたはどちらに賛同するかと問いかけているのでしょう。日本では法によって規制されていますが、国によっては認められている行為です。最後に白鳥がマスゴミの前で言っていたように、超高齢化社会を目前にして、他人事ではないんですよね、これは。今のところ命の危険がない自分としては、いくら余命が宣告された患者とはいえ、自分で死に方を選択できてしまうのは、ずるいと思います。今はまだ健康とはいえ、人間なんて明日をも知れぬ命です。いきなり事故や事件に巻き込まれて死んでしまう人には、死に方を選択するなどできないのです。また今の医学の進歩からして、明日には自分の病気の特効薬が発表されることだって、あるかもしれません。ただやはりそれは建前で、私自身余命が宣告されるような病気になり、苦痛に耐えられなくなったら、安楽死を望んでしまうかもしれません。ただ私は、余命が宣告されたら、ギリギリまで遊びたい。痛み止めとかで苦痛を和らげてもらって、最後の瞬間まで楽しんでいたいです。現実には難しいかもしれませんけどね。死はさほど怖くないです。直前になったら怖くなるかもしれませんが、元々あまり長生きはできないだろうなと考えていたためか、最近になって、あっこれ死ぬかも?と思ったことがあって、その時不思議なほど怖くなかったんですよね。まぁ、幸いにもというか残念ながらというか、死には至りませんでしたが。さて、ドラマの話に戻りますが、これでバチスタドラマとはお別れ。最後のエピソードは映画でのお目見えとなります。元々さほど視聴率がいいシリーズではありませんでしたが、最後はオリンピックと重なり、散々でしたね~。正直シリーズの中でも今回の話はイマイチというか、スッキリできませんでした。登場人物があまり多くなく、話も地味だったからでしょうかね。安楽死という是非がはっきりしない事案がテーマだったのも、原因かもしれません。そのせいか、白鳥節もイマイチでしたよね。元々原作では、白鳥や田口は出てこないスピンオフだったらしいので、何か今までの話とそぐわない感じがしたのも無理からぬことかもしれません。このくらいの内容なら、2時間SPでもまとめられたのでは?と思ってしまいますね。まぁ、最後の映画は派手そうなので、期待しましょう。
最初は患者もたくさんいたのに、どんどんと死んで行きましたからね。
初回、白鳥が医師として勤務していたり、
ジェネラルが出てきたあたりは、随分と期待が持てたのですが、
2回目以降はいつものバチスタに逆戻り、
元々それほどのボリュームではない内容だったので、
話もなかなか進まなかったのも、視聴率不審の原因かもしれません。
最後の自殺はほんとにやめてほしいですね。
自分たちの命まで懸けてやらなければならなかった安楽死って、
彼らにとって一体何だったのでしょうか…
最近は映画のために連ドラ1本作ることも珍しくなくなりました。
それだけ日本のテレビ局が、映画のヒットによる収入に頼ってるってことでしょうか…
最後の自殺も、嫌ですね~とくに葵は、助かってほしかったですね。殺人犯ですが、情状酌量もあり、医者以外の人生もあると、教えるべきではなかったかな?と思います。映画は面白そうですね~このドラマは映画の宣伝のためにつくったぽいですね。