どうも戻りました！！

タイトル長すぎて入らないんですが後編です
いや、後編とかいっても、ん…？？？
まあいいや

前の奴に長い部分どばーってしたから
こっち異様に短いデス……

とりあえずおｋおｋべりーおｋ－
な方はどうぞ…↓






どれだけの間2人で座っていただろう。
時折話した。時折笑った。時折折り紙を折った。
時折泣いた。
いっぱいいっぱい時間を過ごした。
「シンタロー、そろそろ戻らないと」
寂しそうではあったけどもう泣いてはいなかった。
「さよなら、だね」
へへっと笑うアヤノのおでこをこづく。
「違うだろ。『またね』だ」
アヤノはびっくりしたように目を見開いた。けれどすぐに濡れた瞳をほそめて「そっか」と笑った。

「じゃあねシンタロー」
「ああ、また何処かで」
アヤノが奥の方へ歩いていったのを見届けてから俺も出口へと歩き出した。出口からはきらきらと光がさしている。
そこに足を踏み入れようとしたときだった。
後ろからとたとたと走る音がした。
「…っ…！」
思わず振り返ろうとしたとき、首に真っ赤なマフラーが巻かれた。
光はもう目の前を覆い尽くしていく。
「あっ、あやっ」

『ばいばい、シンタロー』

最後に見たアヤノは、今までで一番きれいだった。




目が覚めると自室のベッドだった。
真っ暗なパソコン画面が妙に寂しく思えた。
何考えてるんだ、パソコンなんて寝るときぐらい消すのが普通だろ。
けれどなんだか不自然な感覚で。
ふと部屋を見回すと赤いジャージがかけてあった。
「ん？俺こんなの着たっけかな…」
心の中の大切な何かがぽっかりとぬけてしまっているようだった。
机の上には折り鶴があった。これも見覚えのないものだ。
羽根の部分にちょうど100という数字が書いてある。隣のもう一つの折り鶴には56と書いてあった。
「うわっ…何この点数……」
更に机の上を見るとこれまた見覚えのない写真があった。
黒いパーカーの奴、緑のつなぎの奴、紫のパーカーの奴、人形みたいな少女、小学生、変な服着た奴、それに妹と俺、スマホには青い少女がいた。
ほんとなんなんださっきから。記憶に妙な違和感。
「はあ…疲れてんのかな……」
手で頭に触れると手に何か持っていることに気がついた。
なんでさっきまで気づかなかったんだろう。

ぽつりぽつりと雫が零れ始めた。


「……そっか、そうだったよな」

手には真っ赤なマフラーが握られていた。






終わったんですよ！！！！！！！！
間違えても　え？続きは？？ん？終わったの？
とか言わないでくだせえ…！！
私の文章力ないせいで終わった感があまりないですが終わりました

コメント恵んでください

それでは