Nicotto Town



【カゲプロ小説】『終わった』後の『あそこ』での話

どうもです!!!
小説書きました!!!
妄想捏造が酷いです ものすごい妄想と捏造の固まりです
文字数がんがんおーばーです!!!!
というわけでちょっと切れます!!!
これ投稿したらすぐにもう一個あげます!!!
ごめんなさい!!
読んだら、ん?はあ?へ??ほうそうかい
ってかんじでとてもつまらないです
おkな方はどうぞ↓





「アヤノ」
声をかけるとうつむいていたアヤノはすっと顔をあげて嬉しそうに顔を綻ばせる。
「シンタロー、久しぶりだね。来てくれたんだ」
だがアヤノは俺の方に近づいて来ようとはしない。
なんとなく嫌な予感がしていた。
「なあ、帰ろうぜ?みんな待ってるよ。キドもセトもカノも、みんな会いたがってたぜ?」
そう言うと少し驚いたように目を見開いて悲しげな顔をする。だけどまたすぐに笑って「一番会いたがってたのはだれかな~?」とニヤニヤと俺を見る。
悲しげな顔が痛いくらいに心にひっかかった。
それを表に出さないようになれない笑みを浮かべる。
「またみんなでどっか行こうぜ。貴音、先輩とか遥、先輩とか…他のメカクシ団の奴らともさ。お前が作ったメカクシ団、今じゃ9人だぜ?だいぶ増えたろ。だから」

「ごめんね」

その一言がアヤノにとってもとても辛い一言であることは容易に感じることができた。アヤノのあんな悲しそうな顔は「あの時」以来だった。
その先に言われるであろう言葉をただただ聞きたくなかった。だから俺は笑みをひきつらせながらも言葉を重ねていく。
「どうしたんだよ、ごめんねじゃないだろ?早く帰ろうぜ」
「…ごめんね、私は帰れない」
「な、なんで、全部、もう終わったろ?『ここ』から出ようぜ?」
自分でも声が震えるのが分かった。だって、そんなの、俺は一体いままで何のために。
アヤノは自分を犠牲にしようとして自ら命を絶った。だけど存在はまだ『ここ』に残っていて。
それが分かったときにはまた会える、一緒にいられるんだと思ったんだ。
でも、違った。
アヤノを『ここ』で見つけて声をかけようとしたときからなんとなく分かってたはずだ。
アヤノは『あっち』に戻れない。
「私はね、『あっち』には戻れない存在なの。例え『ここ』に存在があったとしても、所詮はここだけでの儚い存在」
「そんなの、分からないだろ。もしかしたらあっちに戻ったら普通に成長した姿で今までのことがなかったみたいに」
「ううん、だめ。それは無理だよ」
「っ…、なんでそんなこと言えるんだ。誰かに言われたのか?アザミとかクロハとかに」
信じたくなかった。認めなければいけないはずなのに口からはぽろぽろぽろぽろとめどなくつまらない言葉があふれてくる。いやだ。
「ううん、誰にも言われてない。…悲しいね、なんとなく分かっちゃうの」
こんな時でもアヤノは震えず寂しそうな笑顔を浮かべたまま。
「私はもう戻れない。根拠なんてないけど、でも絶対」
「…っ……」
なんで俺が泣くんだよ馬鹿。泣きたいのはアヤノの方だ。俺なんかが泣いていい資格はない。
そうだ、俺は散々アヤノに元気づけてもらったのに何もしないで、アヤノが泣いてたのにも気づいてたくせに声一つさえかけなくて、しまいには離れるのがいやだ? 俺は馬鹿だ。
「シンタロー泣かないでよ、みんないるんだから、寂しくないでしょ?」
「…俺は…お前に何にもしてやれなかった。お前が泣いてたことも悲しんでたことも、全部全部知ってたのに…!!そのせいでずっとずっと後悔して、お前が望まないような引き籠もりになって、俺はっ…!!」
「シンタロー」
そう言うとアヤノは初めて俺の方に歩み寄ってきた。
俺のジャージの袖をぎゅっと力強く握るとまっすぐに俺の顔を見た。
「シンタローは悪くないよ、せめたりなんてしないもん。知らなかった?私シンタローのこと好きだったんだよ?」
にぃっといたずら気にアヤノが笑った。
「私だってね、寂しいよ。すごくすごく寂しい。みんなともう会えなくなるのが、シンタローにもう一生好きって伝えられないのが」
そこまで言うとアヤノは目を逸らしてジャージの袖もぱっと離した
「でもね、仕方ないよ、自分でこうなっちゃったんだもんね」
えへへと苦笑しながら後ろを向く。
俺は何も声がかけられなくてアヤノを目で追う。少し歩いたところでふわりと真っ赤なマフラーを揺らして立ち止まった。
「結構短い人生だった気がするんだけどね。でも、楽しかったよ。
弟と妹ができたり秘密組織をつくったり遊んだり先輩ができたり、お姉ちゃんにもなれたかな?
それに、シンタローにも会えたし」
ふふふっと楽しそうに笑う。すると何かを思いついたようにはたと顔をあげる。
「ねえ、こんな楽しいこといっぱいあった楽しい時間過ごしたんだから、ちょっと我が儘かもしれないけどさ、私のお願いきてくれないかな?」
うつむきぎみに少し俺の方を見る。少しだけこくりと首を動かした。
するとうれしそうに大きくうなずいて先を話す。
「あのね、私のこと、『忘れないで』ほしいんだ」
一瞬アヤノの言葉の意味がわからずに戸惑う。忘れないで、だなんて、誰も忘れるはずないだろうに。
「俺やあいつらがお前のことわすれるわけねえだろ。一体何いって…」
「…違うよ、忘れちゃうんだよ。このことに関しての全てのことを、みんな忘れちゃうの」
は…?そんな事あるわけ、あっていいはずがないじゃないか。忘れる?この夏の出来事全部?みんなで一緒に手を取り合って戦ったこの夏の思い出がなくなる?
「……な、何いってんだよ」
「嘘じゃない、ほんと。だから……」
アヤノの目がきらりときれいに光ったように見えた。
ばっと後ろを向く。
「ううん、やっぱり無理だよね。忘れちゃうんだもん、忘れないでなんて無理に決まってる」
そういうアヤノの声はどこまでも透き通っていて、震えていた。
「あーあ、やっぱり少し残念だったかな。みんなにもう会えなくなっちゃう。
 シンタローに会えるのも、これで最後かぁ」
反射的に体が動き始めていた。アヤノはそれには全く気づく様子もなく話をつづける。
「…最後、かぁ、さみしいなぁ……」
笑っているけれど泣いていた。
「……ずっと、あのままだったらよかったのに」
へへ、と笑う。

「…っ、『終わらなかったら』、よかったなぁ……」



「ぃてっ」

「お前はやっぱり馬鹿だよな」

後ろを向いていたアヤノの前に回り込んでむきだしのおでこにでこぴんをお見舞いしてやった。
「ほんとしょうがないくらいに馬鹿だ」
突然の出来事に驚いたアヤノ顔にはどこまでもだれよりもきれいで澄んだ涙がぽろぽろとながれていた。
「えぇ?え?」
「ばーか。忘れる忘れねえは問題ねえんだよ。覚えとけばいい話だ」
「でも、みんな……」
アヤノは戸惑うように目を泳がす。
「それ以上言うな」
アヤノはあの時から姿が変わってなかった。その間にも成長した俺の体は幾分大きくなっていた。ぎゅっと抱きしめるとそのことがやけに強く感じられて胸が苦しくなる。

「誰も忘れないから」

いままでたくさんの涙を一体どれだけこらえてきたのだろう。俺には計り知れない。

その時はじめて、アヤノは大泣きした。




後編へ続きますが
え?見たくない??
ですよね!!!!((泣

コメント恵んでください

親がかわれと言っているのでやっぱりすぐ続きあげれません!!!
すみません!!!
ちょっと時間置くことになります!!

それでは

アバター
2014/03/09 20:34
なんかもうごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!!
私ごときが小説なんて書いてごめんなさい!!!!!すいませんでした!!!!!!ほんっと、もう・・・私はクズです・・・
シンアヤうぇーーーーーーーーいゐあちゃんうぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい
アヤノちゃんこっちにこれないとかズビッ、泣けるもうもうもうもうもうもうもーーーーー!!!!!!
素晴らしいね?芥川賞いってらっしゃい。
忘れてほしくない、でも忘れちゃう。そしたらアヤノちゃんは誰の記憶にも残らないじゃないかっ!!!!
アヤノちゃんが死んだのは一体なんのため?え!?あぁぁん!!!??(やめい
ごめんなさいごめんなさい小説書いてっていうかもう生まれてきてごめんなさい(え
でも私はこうして人間に生まれてきてこの小説を読めることに感謝しております。もう死んでもいいです。
ハッ・・・まだ後編がある!!!!!!死ねない!!!!!!(シュバッ(もう死ねよ
アバター
2014/03/09 16:52
アヤノちゃん!!!

素晴らしいっすね。
なんかね、アヤノちゃんが泣いてるのに笑ってる
ってとこが泣ける(ノД`)・゜・。
すばらしいですね!!



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