病よりも怖いクスリ
- カテゴリ:30代以上
- 2014/02/19 05:47:36
けして ”ヤバい薬”のお話ではないです(笑)
『ずいぶん久しぶりにお顔を拝見した気がするけど 元気だった?』
『あぁ しばらく入院してたから(苦笑)』
『へ!? そうなんだぁ・・・ どんな病気だったのか訊いていい?』
『うん 食道がんの手術をね 受けたわけさ』
昨日のジオと会社OBのKさん(推定75歳)との会話でございます☆
『ほ~食道がんの手術を受けた割に 声とか普通だね?』とジオ
『いやぁ しばらくは全然声が出なくてね なんとかここまで回復した
から こうして出歩く気にもなったわけさw』
『なるほどww』
『それより手術後に辛かったのは 抗ガン剤の副作用でさぁ・・・』
『あぁ 使うクスリによってはかなりの副作用があるんだってねぇ Kさ
んの場合 どんなだった?』
『オレの場合は味覚障害が酷くてねぇ とにかく一時期まったく食べ
物の味が解らなくてさぁ あんまり辛くて 病院を脱走したよw』
『もしかして ”お母ちゃんの料理”が恋しくなった?(笑)』
『そうそうww あの時はよほど精神的にまいってたんだろうなぁ・・・
”かみさんが作る料理なら味が解るんじゃないか?”って想いで頭が
いっぱいでさ(苦笑)』
『へ~ それでどうだったぁ?ww』
『かみさんと娘夫婦に ”力づく”で病院に連れ戻されたよ(笑) 何とも
お恥ずかしい話でさw』
『そかww でも 元気になってよかったね^^』
Kさんはこの度の手術を期に禁煙と禁酒を余儀なくされたそうですが
『元気になるにしたがってお酒が呑みたくなってねぇ ただ 医者の
許可もおりないし家族の目も厳しいしさぁ これがまた苦しいよねw』
『あはw 命も亡くせないけど 生きる楽しみも亡くせないよねww』
”生きる”ってことは なかなかに辛いことではありますよね(^ー^*)フフ♪
”太く短く”がいいか ”細く長く”がいいかはご本人が決めることですが
残念なことに生き方は自分で決められますが 死に方は自分では決めらませんよね?
(病気になって死ぬか 事故で突然死ぬかは 神のみぞ知る世界ですからねw)
ですから
「ほどほどに病気になりつつ ほどほどに長生き」できれば言うことなしなんでしょうね
それが一番難しいことなんでしょうけどね(笑)
お互い ”一病息災”ということで^^
もっともジオはお酒は最終的には止めましたからねぇ
(その代わりと言ってはなんですが 薬はまったく使用しておりませんww)
”空元気も元気のうち”とか ”強がりも時には必要”とかいいませんか?
けっこう大事なことだとジオは想いますよ^^
ま ”辛い時は泣いていいんだよ”というのもありですけどね☆
あ~お父上も脱走経験者でしたかww
味覚障害に関しては Kさん曰く
『とにかく塩でも醤油でも廻りが呆れるほどかけないと感じなかった』そうです
”塩分の取り過ぎだ”と周囲に言われても
『ガンで死ぬのも高血圧で死ぬのも一緒だ』と答えていたそうな
(食べて体力を戻さないことには衰弱死が待ってるだけですからねww)
”自分がそういう立場になったら抗がん剤は・・・”
というのは確かに考えますよねぇ 患者本人の意思もそうですが
家族の気持ちの問題もあるでしょうからね
(お医者も最近ではいろいろ気遣ってくれるようですが)
やはり「治る可能性が高い」うちはやはり抗がん剤は使用されるのでしょうね
どんな状態であれ
「人は楽しみを見つけて生きてこそ」なんでしょうね^^
(もちろんお酒や煙草だけが生きがいの全てというわけではないでしょうがw)
ま ”健康を気遣ってくれる家族がいるだけ幸せでしょうよ”
と想うのは ジオだけでもないでしょうしね (^ー^*)フフ♪
しなかった人です。
家族は大事にしてましたが、色々な病気を知っては長く細く
楽しみのない人生を送るよりも太く短く楽しい人生を選んで
亡くなりました。
大分悲しみましたが、未だにどちらんp人生がいいのかわかりません。
今やっているカペシタビンは、手足症候群の副作用はありますが、私にとっては、かわいいもんです。
・・・と、強がってみる(笑)
好きなもの食べて、好きなお酒を飲んで、楽しく生きています♪
食べ物の味もわからなくなるみたいだし、
ウチの父親の場合は舌のろれつが回らなくなってうまくしゃべれなくなってましたもん。
酸素ボンベひっかついで病院脱走してきたくらいですからね。
その姿を見てるから、自分がもしガンになったら抗がん剤の治療は受けないでおこうかなどと
たまに考えることもあります。
でもいざとなったらやはり少しでも生き延びようとジタバタしちゃうんでしょうね。
でもこのKさんというかたはお元気になられてヨカッタですね。
お酒と煙草は当分我慢して、なにかほかに楽しみをみつけられると良いですね(^^)
確かに「生きる」って辛いこともあるけど
楽しさも大事ってことだね♪