ロートちゃんの話

ロートの過去編は実は何回も書こうと思ってるんだけど中々進まなくて……うーん。
凄く、書きたいんだけど、情景も決まってるんだけど、いつも気に入らないっていうか。


【女王の職務】
ほぼしてません。放棄。やってるのはデルメング家を操ってる大臣。
実質フランシス家だからバルディ様には逆らえないけど。

「やらなくてもいい」、という形で処理されていて、寧ろ一族はロートごと闇に葬りたいくらい。
お城でロートは煙たがられて(凄く怖がられて)るので一人ぼっちだからパパだけが味方。
言ってしまえば疫病神。

【組織】
まだまだネタバレなので言えないんだけど、ロートは後始末の人。
大体お金で型をつけます。
あとはユウヤを誰かから借りて偵察に使ったりしてたり。

【親】
知ってのとおりロートが食べちゃった。
ハンクは代わりになってくれた父親。
ロートはハンクのことを心の底から愛してていつか食べたいと思ってる。
本当のロートはハンクを恨んでる。←ここ重要

恐らく、ロートが事件を起こしてから教会にでもぶち込もうと思ったけどちょうど良く子供の好きなハンクさんが居たから押し付けた(雇った)のかな、と(笑)

【病気】
両親からの虐待のせいで怖いものはたくさんあって、まず尖っているもの(先端恐怖症とも言う)。
振りかざされた手、怒っている顔。
閉所もダメ。
他人が泣いてるのを見ると移って情緒不安定にもなっちゃう。

アリス症候群は先天的なもので、治療のしようもないので放置。
生活には不自由するけどそこまで気にしてない。
でも車椅子にはあんまり乗りたくない(動き回れないから)。

【精神面】
情緒不安定。と言ってもほとんどがアリス症候群のせい。
ありもしないものが見えたり、他人が大きく見えたり小さく見えたり緑色の見えたり、
上と下が分からなくなったり、ずっと浮いてるような感覚が続いてたり……etc

そのせいで心の奥にしまっていた過去が刺激されて、
ふとした拍子に思い出すと引きつけを起こして泣き叫んだりする。
かと思ったら何しても反応が無くなって死んだように動かなくなったり、何もない場所に必死で手を伸ばして喚いたり……
それが気持ち悪くて一族では酷い扱いされてたり。

また、情緒不安定に陥るのは子供の人格でいるときだけ。
つまり自我は、あるけど存在していない。
自分という名の人形が勝手にお芝居してるのを遠くから見てるようなイメージ。
尚且つ、その絵空事がお互いに「見えない」からタチが悪い。

【性格】
言っちゃうといわゆる二重人格。
両親に虐待されている自分を認めたくなくて、もう一人作ったのが小さい頃の自分。
これが普段のロートを形作っていて、凄く可愛らしい子供を演じる。
滅多に元に戻らないから、ほとんどこっちが本体。
こっちで居る時の方が断然ラク。嫌いだけど、何より、ハンクに自分を奪われないで済むから。

15歳の本当の自分は大人しくて教養もある。でも冷たい。
嫌なものを嫌と言えなくなってしまってふさぎ込んだのがこっちの人格。
こっちで居る自分が嫌いだけど、物をまともに考えられるから好き。
子供の人格に乗っ取られている時は、そもそも「自分」というものを持っていないから何も考えてないのと一緒。
こっちで居るときはハンクにバレないように演技しなきゃいけない。
麻薬が切れてる状態なので、バレると即クスリ。
禁断症状も起こりかけない。

【クスリの意味/効果】
アリス症候群の症状と情緒不安定を解消するための精神安定剤。
一時間に一回服用。
飴玉みたいなクスリや注射するもの、錠剤だったり色々。
(もしかして紅茶とかに混ざってたりね)

と本人は聞かされてるけど、実際にはもう一度『あの事件』を起こさせないために、
ロートが自分を取り戻すことが間違っても無いように投与され続けている〝麻薬〟。
効果が切れると時間じゃなくても投与される。
クスリを与えるように一族から頼まれているのがハンクで、ほとんとロートのことはハンクに丸投げ。
家の外で死んじゃったなら別に良いやとか思ってる。逆は困るので。

麻薬と言っても現実世界にあるものじゃあ当然ないのでオリジナルで。
まず、クスリを与えることで確かにロートは自我を失ってぽよぽよした子になったけど、
同時に効果が切れるとフラッシュバックを起こすことが多くなってきてます。
最近効果切れが早いのも与えすぎたせい。
でも一族は止めろと言わないし、量を増やせば良いとまで言ってきている。
クスリ漬けになったんじゃなくて、させられた。
おかげで情緒不安定でもないのに薬が欲しくて欲しくてたまらない時があって、
禁断症状がアリス症候群と混ざり合って酷いことになってる。←今ココ



ん～～～～
こんなもんかな？