このご時世に売上高10%増とな ?!
- カテゴリ:仕事
- 2009/08/20 20:08:26
盆の最中に時間を空けると言って下さった貴重な人に会ってきました。
お洋服の企画製造から販売までやっている会社のシャチョ-で、
なかなかのいいオトコでございました。
年代的にはアラフォー? をちょいと超えているくらいの歳ですかね。
この冷え込んだご時世に、Σ(゚ロ゚;) なんと売上高10%増だそうでございます。
冷夏も手伝って、どこもかしもこ衣類が売れず在庫の山を抱え、
ついでに頭も抱えている “アパレル・流通業界” …
いつだったかな~。ショッピングセンターが出入りの製造屋に払う報酬は40%くらいと言う話を聞いたことがあるが…
中間マージンカットとはいえ製造(縫製等)屋さん、1000円のTシャツを1枚作って400円の売り上げ…、
いくらたくさん作ったって、1枚単価1時間分の人件費にもならん料金ってキツイ話。
それで人件費や材料費その他を賄わなきゃならんと考えたら、
国内では製造できないのも、ごもっともな話で…
なのに、そんだけ下請けを叩いても、ジャスコや西友が儲かっているという話は聞かない。
ふぅ (*´-ω-`)・・・
それほど冷え込んだ業界にあって、売上アップとは “すっげ~~~” のひと言…
でもね、話を聞いて納得しました。
気合いの入れ方がハンパじゃないんですよ。
2週間に1度、これまでにない新しい企画でアイテムを投入し、
企画と製造、販売がいっしょになって盛り上げる。
2週間が経過して完売のめどが立ったら、まったく別の企画で新規アイテムを投入し、再び購買意欲を喚起。
企画と販売の連携が密だから、客のことも良~~~く見ているし、
動くスピードが、これまたケタ違い。
正直言って、これまで流通業界がやってきた売り方とは全く違うように感じますが、
何が正解か解らないなら、やってみるしかない… というのが
そのシャチョーのお言葉… なぁるほど…。
今ふと思ったんですが、この ↑ やり方、ニコッと に近いものがある(笑)
そういえば、知人の知人が経営しているという広告制作会社では、
社内コンペ制を導入しているという話を聞きました。
全員で10人もいないような、地方のちっこい会社なのですが、
1つの仕事に対し、社内のグラフィックデザイナーさん4~5人を競わせて、
一番いいのを広告代理店なり、クライアントなりに提出するそうで。
いまのご時世、そのくらいしないと、生き残れないんでしょうねぇ。
ご注意)
私は、上記業界とは関係のない仕事をしておりますので、上記の知識は、実はかなり中途半端です。
間違い・カン違いなどございましたら、ひらにご容赦ください。
社長以下、そういうスタッフさんが揃ってないと、そうは動きませんよね。
…私は、めんどくさいって思っちゃう派なんですけど(^^;
でもひとつ確実に思うのは、見るからに安い服!と思うのに
着ている本人たちはそうは思っていなさそうな人が増えたなあって。。。
>> まあしい さん
まあ仕事で会うチャンスがあるっていえばありますが、
やっぱりこういう人って忙しいですから “会って下さい” ってお願いして
アポを取りつけるまで1カ月近くかかりました(笑)
↑ こういう人って確かに、普通と違う感覚を持っていますね。
ささいな話、普通だったら聞き逃すような話から、役立つヒントを見つけるのもホンット上手です。
見習いたいな~~~。
あるなんてほんとうらやましいです。
やっぱり社長になってる人って
何か普通の人と違う感覚をもっていますよね。
それに触れることができるなんて
うらやましいし、
そのことをブログで読めるなんて幸せです!
>> 姉ちゃんだ さん
ウチの会社も下降です。数年前に赤字部門を閉鎖したおかげでヒドイことにはなっていませんが(笑)
>> 紅茶ちうはい さん
確かに生きたデータを持っているのは、確かに強みですね。
機を見て敏… 解っていても、なかなか身体が動かないんですよ、普通は(笑)
>> Assamtea さん
出会い運は私もないので(笑)ガンバって自ら動いてアプローチしています。
ステキな人との出会いは確かに、すっごい勉強になりますね。
>> シルル さん
ネットの場合はコンピュータが情報を集積してくれるから、確かにつかみやすいかもしれませんね。
でも ↑ の会社は、ネットじゃなく自らリアルの店を持ち自社販売員が対応する方式で、
そういう意味では昔っからある、古~~~い販売形態なのですが、
九州の店舗でさえ仙台本社と人的交流が密で、ひんぱんに行ったり来たりもしているようです。
人間の熱意とフットワークの良さが生み出す結果のすごさに、実はかなり感動しています(笑)
ネットだと、ユーザーの動きがぜんぶログに残る分においては、動向がつかみやすいような気もします・・・
元の作り手さんと、大企業の間に格差が生まれているのは悲しいですね~(´;ω;`)
私は最近、出会い運が急降下中です↓↓↓
生き残れないでしょうねえ。
それでも、わずかな短時間に決断できるのは
生きたデータを持っている自信でしょうか。
羨ましい限りです。うちの会社の売り上げは、どんどん落ちてきております。
夏のボーナスは無かったし>< 業種はぜんぜんちがいますが、見習って活性化せねば・・・はふぅぅ。
>> RIN さん
ホントすごいですよ~♪ しかも地方都市本社ですもん。
「100年に一度の不況」という表現を最初に使ったアメリカ人は、
いろんなシーンで“100年に一度”を連発していると聞いています。
大袈裟な表現が好きなんでしょうね(笑)
それにしても、100年に一度の不況といわれる現在において
売り上げを伸ばしているというのがすごい!!
利益じゃなくて売り上げですもんね。
読んでいて、私も(あれ?この仕組みってどこかで?)と
感じました(爆)