新年初研修会
- カテゴリ:勉強
- 2014/01/17 07:00:41
口腔内崩壊錠についての研修会。
その方面では有名な倉田なおみ先生を講師に招いて、たっぷり90分。
嚥下困難の人がいたら、まず薬剤に原因が無いかを考えるのが薬剤師の仕事。
続いて、最適な剤型を提案し、そして、最適な服用方法の提案。
オブラートに包んで、水をすくい取ったスプーンの上に置いてオブラートを軽く溶かしてから服用すると、溶けたオブラートがとろみとなってスムーズに飲み込めるようになるとのこと。
それでもダメなら簡易懸濁法。
55度のお湯に5分から10分漬け込んで崩壊させた錠剤・カプセルを飲ませる方法のことです。
全ての薬に適用できるわけではありませんが、粉砕するよりは安全だし、処方変更にも対応できるし。
在宅患者も増えるので、ヘルパーさんたちが間違わないよう、しっかりとサポートするのも薬剤師の仕事、と言うことで結び。