どもです

やっと
オリジナル
！！書いた！！

まああまり考えずに読んでください
センスと文章力はなっしんぐ
誤字脱字等あったらおしえてください
どうぞ↓





「ねえねえ」
「何？」
僕が問いかけると彼女は真っ黒の長い髪を揺らしてこちらをみる。その姿がなんだかとっても好きだった。
「君はさ」
僕が言いかけて言葉をきると彼女は首を傾げる。不思議そうに僕を見つめる真っ黒の目がきらきらと光っていてとてもきれいだった。
「君は誰のことが好きなの？」
僕がそう聞くと彼女は｢はあっ…またそれ？｣と呆れて大きく溜め息をつく。｢あ｣と呟いて僕は一生懸命息を吸い込む。溜め息を吐くと幸せが逃げちゃうからもったいない、だからその幸せをわけてもらうんだ。
「いつもいってるでしょ？私は、あんたの事が好きなの」
彼女は怒ったように呆れながらいつもこう言う。何回聞いても同じ答え。いつもいつも、下手したら毎日聞いてるんじゃないかってぐらい同じ質問をしてきたけれど、彼女の答えは決まっていつもこう。
でも、僕はそれを信じられなかった。
「嘘だ。他の人の事言ったら僕が怒ると思ってるんでしょ？怒らないからほんとの事言ってよ。冗談じゃなくってさ」
僕は少し頬をふくらませながらそう言うと、彼女はまたも溜め息を吐く。僕はそれを吸おうと必死に息を吸い込む。
「だいたいね、あんたはなんでそんなこと聞いてくるの？私のこと好きなの？」
予想外の質問に思わずがんばって吸い込んだ息を一気に吐き出してしまった。
僕は彼女に恋愛感情を抱いている気などさらさらなかった。
「違うよ、と思う」
「何それ」
煮え切らない僕の返答に彼女は呆れながら言葉を零れさせる。
彼女に初めてあったのは２学年に上がってからで、今まで同じ学年だったのに一度も会ったことがなかった。最初に彼女を見て思ったのは｢ツンデレっぽいなー｣なんて印象。我ながら初対面の人に対してツンデレっぽいなどの印象を抱くのはどうかと思うけど、思ってしまった物は仕方がない。そう思ったのだ。
その後なんとなく彼女を眺めてたら窓からの風で彼女の長い黒髪がふわりと揺れた。
それを見た瞬間彼女に｢君の好きな人は誰？｣と聞いていた。
僕自身自分がよくわからない。
「自分にもよく分からないんだ。君なら分かるかな」
「そんなの私にもわかんないわよ」
彼女の真面目な即答に、少し冗談めかして言った僕の心は斬り倒された。
「とりあえず、私の好きな人はあんた。分かった？」
「どうにも理解に苦しむなー」
机に突っ伏して声を出すとくぐもった音が彼女の耳に届く。
対して彼女の声は何にも遮られずにまっすぐ僕の耳に届く。
「あー、じゃああんた以外の返答をすれば納得してくれるわけ？」
「んー、まあそうかな」
期待なんてしないフリをしながら内心とてもわくわくしながら顔を上げる。
彼女は言葉を探しているようで宙を見る。
期待して次の言葉を待つ。
「私の好きな人は、『あんたのよく分からない人』、これなら納得してくれる？」
彼女の返答はとても分かりづらいものだった。
なんとなくがっかりして肩を落としまたも机に突っ伏す。
「よく分からない人って事は僕の知らない人かー。それじゃあ、結局のところそれは誰なの？」
聞くと彼女は先程から何度もしている溜め息を吐く。これまでで一番大きなものだった。
「あんたのことよ」
窓から風が吹いてきて、僕の少し長めの前髪と、君の長く結わえられた黒髪を、優しくなでていった。





はい　いっぺん死んできます
泣きたい

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それでは