Nicotto Town



【カゲプロ小説】サンタからのプレゼント

泣きたくなったから小説書いたよ ←いみふ
私が小説書くと好きなキャラにかたよりがちだから
今回はマリーちゃんメインのモモ達に出会う前の4人のメカクシ団だしました
にしてもオリジナルいつ書く気だ私
はよ書けや

もう注意事項書くのめんどくさくなったんで
なんでもいいかた読んでください ←
あ、これだけ言っておきます
妄想と捏造の固まりです

どうぞ↓





昔からサンタさんが家にきたことがなかった。
小さいときにお母さんになんで私のところにはサンタさん来ないの?あれは架空の世界の話なの?とよく聞いていた。お母さんはいつも悲しそうに笑って、大丈夫、いい子にしてたら絶対に来るからね、と頭をなでてくれた。
ある時からサンタがうちにも来るようになった。
お母さんは茉莉がいい子にしてたから、と言ってくれた。その年から毎年毎年、私の家にもサンタさんがプレゼントを置いていってくれていた。
今までプレゼントを入れる靴下を用意していなかったからで、茉莉が悪い子だったからこなかったわけじゃないわ、とお母さんが言っていた。でも、絵本で見ていたからいままでもベッドのすぐ横に靴下準備してたよ?と私が首を傾げながら不思議そうに言うとお母さんはあわてたように、ベッドの横じゃ見えにくいでしょ?普通は見えやすいところに準備するの、と。
お母さんは優しくて嘘なんかつかなかったからそうなんだと思っていた。
だからあったかい暖炉の前に靴下を準備するようにした。
これでサンタさんも暖かいところでプレゼントを置いていけるね、と笑うと、茉莉はほんとに優しいね、といつもみたいに頭をなでてくれた。お母さんが頭をなでてくれるといつもほっとしていた。
でも、またある時からぱったりとプレゼントがこなくなった。
お母さんが亡くなってしまってからだった。
私が悪い子になってしまったから。
私が外の世界に期待なんてしないで、ただ平凡な日々をお母さんと過ごして、勝手に家を抜け出したりなんてしなかったら、お母さんが死んじゃうなんて事はなかった。
それなのに私が言うことを聞かなかったから。
私がいい子にしてなかったから。
なんで私のところにはサンタがこないの?なんて、お母さんを悲しませるようなことを言ってしまったから。
ごめんねお母さん。


「ねぇ、キド達のところにはサンタさんいつも来るの?」
「え?」
私がメカクシ団に入った一番最初のクリスマスにそんなことを聞いた。
キド達はきっと悪い子じゃなかったから、サンタさんもプレゼントをいつも渡しに来ていただろう。
3人とも少しこそこそと話し合って私の方を向いて微笑みながら言う。
「マリーは何かほしいものがあるんすか?」
「……」
私は黙って首を横に振った。
別にプレゼントが欲しかったわけじゃなかった。
私が悪い子だからこなかった、なんて分かり切ったことだったけど、でもほんとうにそうだったのか知りたかった。
だって、お母さんは嘘をつかないから。お母さんが大好きだったから。
「何か欲しいわけじゃないの。私のところにはいつもサンタさんが来なかったから
 みんなはどうなのかなって
 私がお母さんに優しくない、悪い子だったから来なかったのかな…って
 昔勝手に外に出ちゃってそのせいでお母さん……。…!?」
言いかけたらセト達にぎゅーっと抱きしめられた。
私はびっくりして「え、セト?キド?カノ?…どうしたの?」とちゃんとした事を言えなかった。
「大丈夫だよマリー。悪い子だからじゃない」
なんだか少し泣いているように見えた。でも笑ってカノは言っていた。
「だから心配するな。今年は絶対来るぞ、マリーは優しくてすごくいい子で俺たちの仲間だからな!」
「優しい?でも私はわる…」
「マリー!団長が言うこと、仲間が言うこと、信じられないんすか?」
やっぱりキド達はすごく優しい。やっぱりみんな少し泣いているように見えた。
「う、ううん!信じるよ!!」
「ならマリー、もう泣かないでくださいっす!」
「え?泣いてな……わっ!」
今度はみんなが優しく優しく、ぎゅーっと抱きしめてくれた。
セトは頭もなでてくれた。
お母さんみたいに。
すごく懐かしい感じがして、心が暖かくなって、嬉しかった。
いつの間にかみんなの肩に雫が落ちて濡れていた。それは私の目から落ちてくるものだった。
「ふぇぇ…ありがとう……」
その後はなぜだかみんなでわんわん泣いてしまった。
でもとっても幸せだった。

クリスマスの日、朝起きたらかわいいサンタとトナカイが描かれた包装紙につつまれたプレゼントがあった。私はまだまだ子供だったからプレゼントがあるだけですごく嬉しかった。
「キドー!セトー!カノー!プレゼントあったの!!」
3人のところに報告しに行くとみんな自分の事のように嬉しそうに聞いてくれた。でも
「良かったな」
「マリーがいい子だったからだよー」
「サンタさんはみんなにくれるんすよ!」
3人はプレゼントを持っていなかった。
「あれ?3人はプレゼントないの?」
「…あ!今年はサンタさんいろんなところに配りに行ったから!僕らのところまでこれなかったんだよ!」
カノがあわあわとしながらそんなことを言う。それじゃあ3人が不公平じゃないか。
3人はこんな私を慰めてくれたとっても優しい人なのに。
「違うっすよカノ」
セトが私の前に来て同じ目線になるように少し屈む。カノは分からないようで戸惑った顔をしている。
「俺たちは、プレゼントはもういりません、ってサンタさんにいったんすよ」
「え?なんで…?」
「だって」
そこでセトがちらりとカノやキドを見る。2人は少し疑問を抱えたようで小首を傾げたがすぐに合点がついたようにぱっと顔を綻ばせる。
「そうだね、だって」
「はいっす」
3人が目配せしてすぅっと息を吸う。そして私のことをまっすぐみる。
「こんなすてきな団員をプレゼントされた(からな・からね・っすから)!」
3人ともにっと笑って「ねっ!」と私に呼びかけた。
ほんとうに、プレゼントを断るなんてもったいないぐらい優しい人たちだ。
友達なんて今までできたことがなかった私は、そんな言葉がいたいくらいに嬉しかった。
「うんっ!!」

お母さん、絵本でしか見たことがなかった『外の世界』はこんなにも優しくて暖かくてきれいだったよ。
お母さんに気の利いたこと言えなくて悲しい顔させちゃったけど、これからはこの人たちともっと優しい人になれるように、たくさん思い出作るね。
だから見ててねお母さん。


それから、あとね、お母さん

ずっとずーっと、大好きだよ。






というわけでクリスマスプレゼントにセンスください
よろしくお願いします
コメントくれたら泣いて喜びます
センスとかあげれねぇよって人はコメントください
私にプレゼント(コメント)恵んでください

それでは

アバター
2013/12/26 14:46
マリーちゃん可愛すぎる!!
その可愛いマリーちゃんは私へのクリスマスプレゼントなのかな?((殴
センスとか私にはないからあげられないけどw
ゐあちゃんにはセンスが有り余ってる気がするから私が逆にわけてほしいな〜

めっちゃくちゃ感動!!
超いい話!
サンタを信じる純粋な少女のマリーちゃん最高←

カゲプロの曲全部歌えるの羨ましいw
私はデットアンドシークがちょっと・・・・
今覚えようとがんばってるよ!w

長文でごめん
アバター
2013/12/26 13:03
今さらだけどいい話だったよ!
マリー――――!!!!
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2013/12/26 10:55
感動!
アバター
2013/12/26 10:54
カゲプロ好き大集合✿

サークル入らない?

シンタローあいてるよん
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2013/12/25 19:46
うあああああ!!!マリー!!!
マリーちゃん大好きだからこういうの超嬉しい!!
ありがとう、ゐあ先生!
アバター
2013/12/25 16:58
マリーは、いい子

この作品感動した!!(泣)(T_T)
アバター
2013/12/25 16:21
メリークリスマース!!

センスとか私にねぇよ!!!

十分あるじゃない!あるものねだるんじゃありません!!

ちょっとしか出てないカノくんに萌えた件。←

そっしてーーーメデューサ一家サイコーー!!

んじゃ、merrey xmas!



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